石川県の中学生が考案したポジティブ日記が商品化！

2025年11月11日、株式会社高橋書店は新しい形の日記、「ポジティブ未来日記（No.7）」を発売しました。本商品は、石川県の男子中学生、山口翔大君（当時13歳）が提案し、手帳大賞において最優秀作品賞を獲得したアイデアが具体化したものです。今までの一般的な日記帳とは異なり、この日記では明日をポジティブな視点で描くことが求められています。

新しい日記のかたち

従来の手帳はその日の出来事を振り返るものが主流ですが、『ポジティブ未来日記』は「明日、こんなふうに過ごせたらいいな」という期待感や希望を中心にしています。この手法を用いることで、使用者は未来に向けてポジティブに行動できるようになり、日々の生活をより楽しむことが可能になります。

記入形式の特徴

この日記は、見開きで4日分の記入ができる形式になっています。1日単位で「future」と「real」の2つのカテゴリーに分けて記入することができ、ユーザーは前日の夜にポジティブな未来を描いた内容を「future」に書き、終わりに実際に起こった出来事を「real」に記録します。このプロセスを繰り返すことで、未来を意識した行動が促され、結果として日々をより有意義に過ごせるようになります。

付録の充実

さらに、日記には多くの付録が付いています。「やりたい100のこと」「やめたい10のこと」「3年後の自分」「ポジティブワードリスト」など、多岐にわたる内容で、2026年をポジティブに過ごすためのサポートが満載です。地図や映画リストなど、多様な要素が盛り込まれ、自己成長を楽しむことができます。

手帳大賞について

手帳大賞は、名言大賞とアイデア大賞の二部門から成り立っており、毎年さまざまなアイデアが集まります。本年度は第29回の結果が2025年11月11日に発表される予定であり、現在第30回の作品応募も行われています。手帳大賞の詳細は、高橋書店の公式サイトで確認することができます。

実際に使った感想

山口翔大君は、「ポジティブ未来日記」が自分の部活動や勉強に役立ったと語ります。この手帳を通じて、彼は困難な状況でも前向きに行動する力を身につけ、日常生活での成果を最大限に引き出しました。

『ポジティブ未来日記』は、日常の中に小さな幸せの種を描くための理想的なツールです。これを通じて、多くの人々が未来に目を向け、毎日を明るく過ごせることを願っています。また、山口君の取り組みが多くの人に影響を与え、この手帳が多くのユーザーに親しまれることを期待しています。