医療系ベンチャーの未来を切り拓く1dayシンポジウム
医療分野における革新が求められる中、医療系ベンチャーやアカデミアによる新たなシーズやアイデアの実用化を加速するための『1dayシンポジウム ~エコシステムの波に乗るために~』が開催されます。このイベントは、医療系ベンチャーや起業を志す人々が集まり、連携を深めることを目的としています。
開催の背景
公益社団法人や関係省庁が医療系ベンチャーの進展を支援しようとする中、このシンポジウムは、特に注目されています。厚生労働省をはじめとした公的機関からの支援施策や、業界動向についての情報交換を行う場として位置付けられています。シンポジウムに参加することで、参加者は最新の施策やトレンドを把握し、視野を広げることが期待されます。また、シンポジウムの中で行われるパネルディスカッションでは、先進的なデジタルスタートアップの取り組みや大企業による支援についても取り上げられ、多角的な視点からの情報を得ることができます。
シンポジウムの概要
- - 日時: 令和3年2月4日(木)9:00開始(オンライン開催)
- - 参加費: 無料
- - 申込締切: 令和3年1月27日(水)
- - URL: 公式サイト
シンポジウムの進行は、オープニングリマークから始まります。その後、キーノートスピーチとしてスタンフォード大学の池野文昭氏が登壇。続いて、厚生労働省や経済産業省の担当者がそれぞれの医療系ベンチャー支援施策について紹介します。
また、デジタル系医療機器の開発に携わる医療系ベンチャーの実態についてのパネルディスカッションも予定されており、多様な意見が交わされます。
JHVS2020 Venture Award
特に注目すべきは『JHVS2020 Venture Award』です。この表彰は、実用化の可能性が高く、優れたシーズを持つベンチャー企業を対象に選ばれます。昨年の出展者から特に優れたピッチを披露した企業には、受賞の名誉が与えられます。受賞企業には、MabGenesisやスリープウェルなどが名を連ねており、今後の発展が期待されています。
ただし、受賞企業の技術や製品が法律的に適合するかどうかは、別の判断基準となります。このシンポジウムを通じて、受賞企業への関心も寄せられることでしょう。
オンラインでの開催
新型コロナウイルスの影響により、昨年のシンポジウムはオンラインでの開催となりましたが、参加者同士のネットワークを拡げる機会としても機能します。リモート開催により、全国から多くの参加者が意見や情報を交換できる環境が整います。
エコシステムリーダーとの連携
参加者は、医療系ベンチャーの様々な先進事例を学ぶと同時に、エコシステムリーダーとの接点を持つことが可能です。このシンポジウムをきっかけとして、厚生労働省等による医療系ベンチャー振興の取り組みを広く知っていただくことで、革新的な医療技術や製品の開発が促進されることが期待されています。
多くの方々の積極的な参加が期待されるこのシンポジウム。医療系ベンチャーの新たな展望を探る貴重な機会をお見逃しなく!