沖縄のフルーツビール
2025-02-03 12:49:33

沖縄のフルーツビール誕生!食品ロス削減の挑戦

沖縄のフルーツビール誕生!食品ロス削減の挑戦



沖縄県のうるま市で新しいクラフトビールが誕生します。その名も「アップルバナナ ヴァイツェン」「マンゴー セゾン」「シークヮーサー オキナワシトラスIPA」。これらのビールは、沖縄の特産品を活用し、食品ロスの削減と地域活性化を目指しています。この取り組みを行っているのは、島国ブルワリー沖縄。彼らは、流通の都合などで廃棄されるフルーツをビールとして再生することで、地元農家を支援し、未来につながる持続可能なモデルを作り出そうとしています。

食品ロスと沖縄の現状


沖縄県では、流通が難しい農産物や規格外の果物が多く廃棄されています。特に沖縄ならではの果物であるアップルバナナは、外見が不揃いなため捨てられてしまうことがあります。しかし、アップルバナナは甘みと香りが豊かで、非常に美味しいフルーツです。この価値を再認識するためにも、食品ロス削減に取り組むことが急務です。

島国ブルワリー沖縄の目指すもの


島国ブルワリーの設立者である儀武さんとマイクさんは、「世界一美味しいクラフトビールを作りたい」という情熱から、このプロジェクトをスタートしました。彼らは沖縄の自然や文化を活用し、地元の農産物をダイレクトに使用したビール造りを行うことで、地域産業の持続可能性を追求しています。

うるマルシェとのコラボレーション


今回のビール開発のきっかけは、うるま市の直売所「うるマルシェ」に勤務するじゅんさんとの出会いでした。彼女が提案したのは、「廃棄予定のアップルバナナをビールにできないか?」というシンプルなものでした。彼女の熱意が、島国ブルワリーのメンバーにも伝わり、さっそく試作に取り掛かることになりました。

アップルバナナを使ったビールの試作


アップルバナナのビール化は未知への挑戦でもありました。甘すぎるのではないか、風味が際立ちすぎてビール愛好者には受け入れられないのではないかとの懸念もあったそうです。しかし、彼らは何度も試作を繰り返し、その結果、ヴァイツェンというドイツの伝統的な小麦ビールをベースにすることに決定しました。この選択の結果、アップルバナナの自然な甘みとフルーティーな香りが見事に調和し、誰でも楽しめる新たなクラフトビールが完成したのです。

クラウドファンディングでの支援を募る


島国ブルワリー沖縄は、2025年2月2日からクラウドファンディングを開始します。このキャンペーンでは、新商品の製造と販売に必要な資金を募ります。支援者には特別な飲み比べセットや、オリジナルTシャツ、タップルームでの体験など、多彩なリターンが用意されています。沖縄の恵みを無駄にせず、美味しいビールとして再生するこのプロジェクトに参加し、共に「もったいない」を「乾杯」に変える未来を目指しましょう。

おわりに


沖縄の豊かな自然を感じながら、この特別なビールを楽しんでもらえれば嬉しいです。島国ブルワリー沖縄の取り組みを応援し、持続可能な地域産業の発展に貢献できるチャンスです。ぜひ、2025年のリターンを楽しみにお待ちください。


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会社情報

会社名
島国ブルワリー合同会社
住所
沖縄県うるま市高江洲1050-3
電話番号
098-943-4092

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