AIと読者データの新展開
2025-06-30 15:55:49

生成AIと読者データを活用した新たなビジネスモデルの展開

生成AIと読者データを最大限に活用した新たなビジネスモデル



株式会社地域新聞社が、生成AIを利用し独自の読者データを基にした「ペルソナデータベース」の構築を本格化させる取り組みを発表しました。この新しいビジネスモデルは、ターゲットを明確に絞った次世代マーケティングを実現することを目的としています。

1. ペルソナデータベースとは?



地域新聞社は、174万部を発行する『ちいき新聞』を通じて約6万人のコア読者との関係を築いてきました。特に、1,500人以上の子育てママが参加する「ちいきラボ」など、特定のニーズに応えるコミュニティを形成しています。この読者データと生成AIを掛け合わせることで、特定の属性や関心を持つ集団(ペルソナ)を創造する「ペルソナデータベース」を構築しています。これにより、離乳食や写真館、習い事、不動産など様々なライフステージに必要となる商品のプロモーションに活用できる情報を提供します。生成AIはこれらのデータをもとに分析・予測を行い、広告効果の最大化や新サービス開発を助ける役割を果たします。

2. 今後の展望とオンライン説明会の開催



地域新聞社は、この新しいビジネスモデルの構築に向けた取り組みを継続していきます。特に、2025年7月7日には広告費を生むクラウドファンディングの進捗報告も予定しており、その詳細についても説明が行われます。また、7月10日には個人投資家向けのオンライン会社説明会を開催し、同社の代表である細谷社長が新ビジネスモデルや成長戦略について説明する予定です。この説明会は事前申し込み不要、参加費もかからないため、多くの方に参加していただきたいと考えています。

3. 企業資産の活用



地域新聞社は、地域密着型生活情報誌『ちいき新聞』を中心に、情報発信および販売促進の総合支援事業を展開しています。年間7,000社に対してサービスを提供し、174万世帯に配布を行ってきたことで、ユニークな企業資産を構築しています。現在は、千葉県外から県内、また県内から県外への価値循環を図る「シーパワー戦略」と、県内での価値の循環を重視した「ランドパワー戦略」に取り組んでいます。

企業の成長と発展に欠かせないこのアプローチは、地域の中核をなす、自社のアセットを有効に活用した戦略と言えます。

地域新聞社の今後の動向に期待が寄せられています。新たなビジネスモデルの進展は、地域密着型の情報サイトならではの強みを活かし、より多くの人々に便利で魅力的なサービスを提供することに繋がるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社地域新聞社
住所
千葉県八千代市勝田台北1-11-16VH勝田台ビル5F
電話番号
047-485-1100

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