工場の命綱「ホース」のBCP対策を再考する
現在の製造業では、24時間体制での運営が求められ、ひとたび生産ラインが停止すると、企業にとって壊滅的な損失を招くことになります。したがって、事業継続計画(BCP)の策定は喫緊の課題です。しかし、多くの企業が見落としているリスクの一つは、ホースの劣化や破損です。ドゥ・ヤマモト株式会社は、これに対抗するための新しいアプローチを提案しています。それが「備えないBCP」と「万能ホース」です。
突然のライン停止リスク、あなたは本当に備えられていますか?
生産現場において、たった一本のホースの不具合がライン全体を停止させることは容易に想像できます。このようなトラブルが発生すると、納期の遅延や信用の失墜、場合によっては数千万円から億単位の損失につながることもあります。これまでのBCP対策は、多様な種類のホースを在庫することが一般的でしたが、管理コストの増大やスペースの無駄、必要な時に適切なものが見つからないといった二次的な問題を引き起こしていました。
あらゆる現場ニーズに応える「エアロクイップ(AQP)ホース」の万能性
そこで注目されるのが、ドゥ・ヤマモトが提供するダンフォス社(旧イートン)製「エアロクイップ(AQP)ホース」です。これはBDCの課題を解決すべく開発された製品であり、次のような特長があります。
- - 多様な流体に対応:このホースは、作動油、ガソリン、水、エアー、さらには原油や燃料油、潤滑油にまで対応でき、急なトラブルにも即座に対処可能です。
- - 高温環境でも安心:最高150℃に耐える高耐熱性を備え、作業環境の安全性も確保します。
- - 高耐久性:100万回以上のインパルス試験をクリアしており、過酷な環境でも信頼性が高いとされています。
自社で完結するBCP:その場での金具取り付け
ドゥ・ヤマモトが推進するBCPソリューションの大きな特長は、企業が自ら緊急時の修理を行えるという点です。AQPホースと金具を組み合わせれば、その場で金具の取り付けが可能で、外部業者を待つ必要がありません。これにより、ダウンタイムを最小限に抑えられるため、生産ラインの早期復旧が実現します。
即納アッセンブリ体制で安心を常備
ドゥ・ヤマモトは、「即納アッセンブリ」体制を敷いており、約10万メートルに及ぶ豊富な在庫を有しています。また、経験豊富なスタッフが高品質なアッセンブリを行い、必要な時に必要な分だけを迅速に供給することが可能です。これにより、設備のダウンタイムを最小限に抑え、事業の継続性をサポートします。
備えるBCPから備えないBCPへ
ドゥ・ヤマモトの提案するBCPソリューションは、万能ホースと即納体制、現場で修理可能な能力を組み合わせたものです。これにより、従来の「多品種を在庫する」BCPから「備えないBCP」への転換が可能になります。この考え方は、企業のコスト削減と同時に、予期せぬリスクに対する強固な事業継続体制を築く手助けとなります。
会社概要
ドゥ・ヤマモト株式会社は、1959年に設立された産業用ホースの専門企業です。ブリヂストン認定工場として、高圧ホースをはじめとする多様な産業用ホースの販売および加工を行っており、国内トップ級の在庫数と豊富な技術力で顧客のニーズに応えています。