新作「KODACHI」発表
2025-06-25 09:28:03

隈研吾が贈る新たな国産材プロダクト「KODACHI」が登場

隈研吾が紹介する新作「KODACHI」



2025年6月25日、一般社団法人more treesが、建築家の隈研吾氏によりデザインされた新しいプロダクト「KODACHI」を発売します。この製品は、美しいデザインと実用性を兼ね備え、人々の想像力を刺激する仕組みを備えています。

「KODACHI」は、天地や前後を問わず美しく成立する柔軟さを持ち、どの面を正面としても楽しむことができる特徴があります。ランダムに配置された柱は、使用者が思い描く自由な表情を引き出し、まるで森の中で「かくれんぼ」をしているかのような楽しさを演出します。このプロダクトを手にすることで、家具を単なる物置きではなく、使う人の創造性を育む「小さな森」として体験することができるのです。

隈研吾のデザイン哲学


隈研吾氏は、今回の「KODACHI」において、木々の間を浮遊する棚のイメージを大切にしました。前作の「TSUMIKI」の断面を利用し、縦に伸ばした柱をその棚板のエッジに沿ってランダムに配置することで、棚の上で「もの」が見え隠れする楽しいビジュアルを生み出しています。このようなデザインは、彼の独自の視点と、自然への深い思いが込められています。

坂本龍一との繋がり


さらに、このプロダクトは音楽家坂本龍一氏が設立した「more trees」との特別なつながりがあります。坂本氏は2007年にこの団体を創設しましたが、2023年に逝去されたのち、その遺志を継いで隈研吾氏が代表に就任しました。二人は音楽と建築という異なる表現方法を通じて、自然と向き合い続けてきました。

「かけはし」という概念が、棚のデザインに込められています。「棚」の漢字の一部である「朋」は友を意味し、木と組み合わさることで、2人の友達のように人と自然、都市と森、過去と未来を結ぶ象徴となっています。隈研吾氏は、このプロダクトを通じて自然との調和を求めています。

植樹活動


「KODACHI」を1台購入するごとに、1本の苗木が高知県梼原町に植樹されます。この町は、坂本龍一氏がmore treesを立ち上げた場所でもあり、隈氏の原点となる地域です。この活動は、国産材の利用を進めるだけでなく、森林保全にも寄与します。

梼原町では、坂本氏がmore treesを設立する際に深く関わりましたが、今やこの場所は隈氏のデザインの源ともなっています。

想像力を刺激するデザイン


「KODACHI」は、ただの家具ではなく、使う人の想像力を呼び起こすデザインです。どの方向で使っても美しさを保つ柔軟性と、ランダムに配置された柱が生み出す遊び心は、利用者に新たな視点を提供します。

このプロダクトを通じて、国産材の使用促進や森林の保全活動への関心が高まることが期待されています。隈氏は、木材を使いこなすことで、未来の社会に持続可能な形で森林をつないでいく蛙を持っていると語っています。

詳細情報


  • - 商品名: KODACHI
  • - デザイン: 隈研吾(more trees 代表理事)
  • - 素材: 北海道産シナ合板
  • - サイズ: 幅700 × 奥行220 × 高さ540 mm(組立式)
  • - 価格: 36,000円 +tax
  • - 発売日: 2025年6月25日

今後KODACHIに興味がある方は、more treesの公式ストアや各販売店を通じてその特徴を体験することができます。そして、あなたの購入が、自然保護活動に直結することも忘れないでください。


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会社情報

会社名
株式会社モア・トゥリーズ・デザイン
住所
渋谷区千駄ヶ谷1-9-11フレンシア外苑西103
電話番号
03-5770-3969

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