海洋環境再生型ビジネスの最前線
海洋環境問題の深刻化が懸念されている中、2025年6月5日(木)に大阪・関西万博のブルーオーシャン・ドームにて、北三陸ファクトリー株式会社が「海洋環境再生と海洋可視化の最前線」というイベントを開催します。このイベントは、笹川平和財団とZERI JAPANの共催によって実現され、国内外の様々な関係者が集まり、持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。
環境問題の現状
現在、気候変動や磯焼けに象徴されるように、海藻や海草藻場の衰退が進行しています。これにより、私たちの生活と経済活動にも深刻な影響を及ぼす可能性が高まっています。今後の課題として、人間が自然環境の回復に取り組みながら、新たな経済的価値をどのように創出していくのかが求められています。
ブルーオーシャン・ドームでの取り組み
北三陸ファクトリーは、地域での藻場再生活動や草食性生物の再利用といった具体的な事例を通じて、海洋環境の再生を進める取り組みを紹介します。また、「共創プラットフォーム」という民間、行政、研究機関が連携した新しいビジネスモデルの可能性についても触れます。このプラットフォームは、海洋環境の再生と経済成長を実現するための重要な鍵となるでしょう。
当日は、国内外からの講演者たちとの対話を通じて、実際にどのように協力するか、また今後の展開について議論を深める予定です。
イベントの詳細
- - タイトル: 海洋環境再生型ビジネスの最前線
- - 日時: 2025年6月5日(木) 13:00~16:00
- 第一部: 13:00~14:00(国内セッション)
- 第二部: 15:00~16:00(グローバルセッション)
- - 会場: 大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」
- - 主催: 笹川平和財団、ZERI JAPAN
- - 協力: ジャパンブルーエコノミー技術研究組合、北三陸ファクトリー、オーストラリア研究機関
入場は予約不要で、誰でも参加可能なこのイベントは、持続可能な海洋環境の未来について考える絶好の機会です。
登壇者のご紹介
ここでは主な登壇者をご紹介します。
渡邉 敦 氏
笹川平和財団 海洋政策研究所での活動に加えて、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合の理事も務める渡邉氏は、海洋環境政策の立案、実装、民間との連携において幅広い経験を持っています。
堀 正和 氏
水産研究・教育機構の海岸生態系グループ長である堀氏は、沿岸域の生態系課題について専門的な知見を持ち、再生可能な海洋資源管理の在り方について研究しています。
板井 亮佑 氏
海の見える化を目指すスタートアップ「UMIAILE」のCEOとして、無人小型自律航行船を利用した海洋データ収集技術に取り組んでいます。
Dr. John Keane
オーストラリアのタスマニア大学に所属するKeane氏は、海洋生態系のモニタリング技術や気候変動への適応戦略に関して国際的に認知されています。
北三陸ファクトリー
藻場再生活動やウニの陸上養殖に取り組む北三陸ファクトリーは、地域資源を活かした新しい水産業モデルを提案しています。
ブルーオーシャン・ドーム
この会場は、G20大阪サミットで発表された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を実現するために設計されたパビリオンであり、来場者は環境問題に対する先端技術を知ることができます。イベントは、国際的な海洋生態系の保護や持続的活用に向けた対話の場ともなります。
お問い合わせ
本イベントに関する詳細は、北三陸ファクトリー株式会社までご連絡ください。