海上運送法に基づく新しい指定試験機関のご案内
2026年4月1日から、安全統括管理者試験および運航管理者試験を実施する指定試験機関が新たに設立されます。これは、効率的で安全な海上運送の実現を目指すための重要な一歩です。
指定試験機関の基本情報
指定された機関は、一般社団法人海洋共育センターで、所在地は広島県尾道市土堂1丁目10番13号です。既に法に則った厳格な審査を通過しており、今後の試験業務に期待が寄せられています。
試験の背景
海上運送法(昭和24年法律第187号)第32条の12の規定に従い、指定試験機関の設立が求められました。この試験機関は、安全統括管理者や運航管理者の試験を実施し、海上輸送の安全性を高めるための教育・認証を提供します。
これに先立ち、2026年8月19日から10月18日までの間に試験機関の募集が行われ、今回選定された団体が唯一の申請者として免許を取得しました。
施行開始日と今後の展望
試験業務は2026年4月1日から始まります。これにより、海上運送業界での各種資格取得がスムーズになります。これまでのノウハウを活用し、全国の運航者へ向けて安全管理の重要性を啓発していくことが期待されています。
国土交通省の役割
国土交通省は、海上運送の安全性を監視し、必要な制度を整備する役割を担っています。今後も海上運送業界の健全な発展を促進するため、適切な指導と支援を行っていく予定です。
この新たな試験機関の設立は、海上運送分野における人材育成の促進や技術革新への一助となります。国土交通省としても、今後の試験運営の円滑な進行を見守っていく方針です。
興味がある方や受験を検討している方は、国土交通省海事局安全政策課までお問い合わせください。
お問い合わせ
- - 担当: 佐藤、田村
- - 電話: 03-5253-8111(内線: 43-266, 43-567)
- - 直通: 03-5253-8631
この機会に海上運送の未来を一緒に考えていきましょう。