腹肉ツヤ子が届ける「MOCHI PARTY!」
日本のイラストレーターで漫画家の腹肉ツヤ子が新たに発表したNFTアート『MOCHI PARTY!』は、現代のボディ・ニュートラルな考え方をテーマにしています。彼女の描くキャラクターは、まるくてふくよかな体型が特徴で、これまでメディアにおいては「痩せて美しく」といったメッセージの象徴として扱われることが多く、その正当性を問うかのような違和感を抱いていました。
ボディ・ニュートラルの重要性
近年、体型に対する考え方は多様化してきており、プラスサイズモデルの登場やボディ・ポジティブムーブメントが進んでいます。しかし、そうした考えを持つことが容易ではない人も多いでしょう。そこで注目されるのがボディ・ニュートラルという理念です。これは、自分の体型としてのポジティブもネガティブもそのまま受け入れていく思考法で、自己愛を促進するものです。
腹肉ツヤ子は、NFTアートを通じてそのメッセージを発信し、現社会において体型に対する偏見や誤解を和らげたいと考えています。コロナ禍におけるストレスの影響や摂食障害の増加といったメンタルヘルスへの影響を懸念し、彼女は自分を大切にする居場所を提供することを目指しています。
「MOCHI PARTY!」の内容とは
『MOCHI PARTY!』は、自己をネガティブな感情から解放し、自分自身の価値を持つための作品です。「これが私」というメッセージが込められており、理想的な体型でなくても自分を受け入れる素晴らしさを思い出させてくれます。腹肉ツヤ子は言います。
"理想の姿ではなくても、これはこれでいいんじゃない?"
この作品は、誰もが自分の一番の味方になることができるようにとの願いが込められています。
腹肉ツヤ子のクリエイティブな背景
腹肉ツヤ子は、17歳で講談社の少女漫画誌「なかよし」にデビューし、その後は独自路線でのイラストレーターとしても幅広く活動。代表作には「奥サマのほそ道」や「ロマンスの胎盤」などがあり、アート活動だけでなく、メイクブランド「M・A・C」のキャラクターデザインも手掛けています。趣味としては相撲や着物、そしてサボテンにも興味を持っています。
NFTアートの販売について
『MOCHI PARTY!』は、2022年1月26日よりNFTマーケットプレイス「Opensea」で販売中です。使用されているブロックチェーンはイーサリアムで、URLは
こちらです。腹肉ツヤ子の幻想的なキャラクターたちが、あなたの心に新たな価値観をもたらしてくれることでしょう。
腹肉ツヤ子のアートは、視覚的美しさだけでなく、私たち自身を受け止める力を育むための重要なメッセージを届けています。自身が長年感じてきた違和感を形にした作品が、多くの人々に共感を呼び起こすことを期待しています。