Roca JapanがTokyo Innovation Baseで新たな挑戦
Roca Japan株式会社(代表取締役CEO:福島 渚)が東京都が運営するスタートアップ支援拠点であるTokyo Innovation Base(TIB)にて行われる、TIB PITCH(SHOPコース/プロダクト体験型)に採択されたことを発表しました。この取り組みは、2025年2月6日よりTIBショップでの展示とテストマーケティングを開始し、同社が目指す「工芸×オーダーメイド×現代の暮らし」を形にする初めの一歩です。
当日は、各地の職人技を活かした唯一無二のプロダクトが展示され、来場者や審査員に向けてRoca Japanのビジョンが発信されました。特に、そのプロダクトの独自性やオーダーメイドの可能性について多くの関心が示されました。
実物展示による高まる関心
TIB PITCHでは、スライドによる事業説明に続いて、質疑応答が行われました。この場は、来場者や関係者が展示テーブルに自然に足を止め、素材感や構造への興味からフィードバックを行う場として機能しました。「なぜ一点ものにこだわるのか」「建築や空間設計との親和性」「海外展開における工芸の価値の伝え方」など、具体的な対話が生まれ、Roca Japanの取り組みに対する興味と期待が高まる一日となったことが印象的でした。
TIB SHOPでの実施内容
TIB SHOPは、東京都が運営するスタートアップが実際に来場者と接点を持ちながら、プロダクトやサービスを試すことができるプログラムです。Roca Japanは、主に京都の京提灯や静岡の駿河竹千筋細工に焦点を当て、来場者からのフィードバックを収集しながらプロダクトの価値を検証します。
出展期間中、CEOの福島はTIBへの常駐を予定しており、来場者との直接対話を通じてプロダクトの背景やその価値、オーダーメイドの可能性についての知見を多くの方と共有していく考えです。こうした対話を通じて得られたフィードバックは、今後の製品開発に重要な役割を果たすことが期待されます。
イベントの開催予定
TIB SHOPでの出店期間中には、工芸やデザインに関するトークイベントやセッションも企画されています。これにより、来場者や業界関係者との交流を深めると同時に、Roca Japanの独自性や日本の工芸の可能性を多角的に発信する機会を作り出します。
詳細については今後の発表をお待ちください。
清水建設「NOVARE」での展示も実施
また、Roca Japanのプロダクトの一部は、TIB SHOPの開店に先駆けて、清水建設が運営する「NOVARE」にて展示されます。この場所では、TIBとは異なる環境でプロダクトを実際に体感することが可能で、アポイントメント制で事前の連絡で福島自らが案内を行います。
TIB SHOPの開店概要
- - 開始日: 2026年2月6日~2026年3月31日
- - 場所: Tokyo Innovation Base(TIB)内 TIB SHOP
- - 住所: 東京都千代田区丸の内3丁目8-3
- - アクセス: JR有楽町駅 徒歩1分
- - 営業時間: 平日 11:00~19:00/土日祝 11:00~17:00
お問い合わせ先
Roca Japan株式会社
代表取締役 福島渚
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新たな工芸の体験を通じて、日本の伝統技術を未来へとつなげるRoca Japanの挑戦が始まります。