デジタル技術でつながる新しい東京を体験！デフリンピックに向けた取り組み

デジタル技術で新しい東京を体験するイベントが立川で開催

2025年11月、東京で初めてのデフリンピックが開かれることが決まっています。この国際スポーツ大会は、耳が聞こえない、または聞こえにくいアスリートが参加するためのものです。この大会を契機に、東京都は国籍や障害の有無に関わらず、誰もが自由にコミュニケーションできる「インクルーシブな街・東京」を目指した取り組みを進めています。

その一環として、2024年11月23日と24日の2日間、立川市のグリーンスプリングスで「みるテクノ in 立川」という体験イベントが開催されます。本イベントでは、ユニバーサルコミュニケーション技術を駆使し、音声を多言語で表示する透明ディスプレイや、聞こえない・聞こえにくい人たちも競技観戦を楽しむための体験が用意されています。

体験イベントの内容

イベントでは以下のようなプログラムが提供されます。

- デフビーチバレーボール選手の公開収録: 伊藤碧紀選手がFMたちかわのラジオ番組に生出演し、デフリンピックの見どころやデフビーチバレーの魅力を語ります。放送は2024年11月23日（土曜日・祝日）の13:00から15:00まで行われます。
- 透明ディスプレイの体験: リアルタイムに会話を文字に変換し、表示する技術を実際に体験することができます。
- ミルオト・ハップビート体験: 聞こえない・聞こえにくい人々も一緒に競技観戦を楽しむことができる新たな体験が用意されています。

イベント詳細

- 日時: 2024年11月23日（土曜日・祝日）、24日（日曜日）の10:00〜19:00
- 場所: グリーンスプリングス2階（東京都立川市緑町3-1）
- 参加費: 無料

このイベントは東京都が主催し、株式会社立飛ホールディングスが協力する形で実施されます。多くの方々にお越しいただき、音楽やスポーツを通じてすべての人々がつながることを喜びに感じる機会となることを期待しています。

東京の未来を形作るこの取り組みは、これからの社会におけるコミュニケーションの在り方を示す重要な一歩となるでしょう。私たちの周りの環境がどのように変わっていくのか、同イベントを通じて多くの人々が感じ取り、新しいコミュニティの形成に寄与することを願っています。