ココナラ、会員登録数500万人突破の軌跡を振り返る
日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラは、会員登録者数が500万人を迎えたことを記念して、これまでの歩みをインフォグラフィックス形式で公開しました。ココナラは2012年にスタートし、個人の知識やスキルをオンラインで売買できるプラットフォームとして急速に成長を遂げています。
ココナラの成り立ちと成長
ココナラは、創業からこれまで、スマホアプリのリリースやテレビ広告を通じて、多くの会員を獲得してきました。2019年には登録者数が100万人を超え、2021年には株式の上場も果たしました。その後、2023年からは業務委託型のエージェントサービスを始め、2024年にはAIを活用した業務サポートツールとして「ココナラAIスタジオ」を導入予定です。
幅広い利用者と海外展開
ココナラのユーザーは、最少9歳から最高90歳までと非常に幅広い世代にわたります。主に30代と40代の利用者が多いものの、20代の利用も増加しています。特に注目すべきは、サイトの多言語対応を進めることで海外からの利用者が増えていることです。これにより、国内外問わずさまざまな人々に向けてサービスが提供できる環境を構築しています。
法人利用の拡大
2021年8月にビジネス向けプラットフォームを立ち上げたことが契機となり、法人向けサービスの利用も増加しています。特に、小売・流通業界や医療分野など、幅広い業種においてココナラのサービスが求められています。また、企業の人材不足を解決するためのエージェントサービスも開始され、企業のニーズに応じた即戦力の人材を提供する役割を果たしています。
多様なサービスと利用状況
現在、ココナラでは740種類以上のサービスが提供されており、サービス出品者は50万人を超えています。ユーザーは762種類の資格を持つ専門家による様々なサービスを利用でき、ビジネスニーズに対応した内容も充実しています。ここでの提供が特に伸びているのは、動画・アニメーションや就職・資格支援といった制作・ビジネス系のサービスで、これらの取引が取引全体の6割以上を占めるようになりました。
ユーザー同士のつながり
また、ココナラではユーザーイベントを定期的に開催し、参加者同士のネットワーキングの場を提供しています。これまでに73回のイベントが実施され、2,600人以上の参加者を迎えました。こうした交流を通じて、ユーザーの声を聞く機会を設け、さらなるサービス改善に努めています。
これからの展望
ココナラは、一人ひとりの「自分のストーリー」を大切にする社会を目指し、今後もサービスカテゴリの拡大や新たな提供手段の導入を続けていく予定です。成長の可能性を秘めたココナラは、ますます進化していくことでしょう。今後の展開に大いに期待が寄せられています。