廃材を活用したクリスマスツリーで、林業の課題を学ぶワークショップ
「クリスマスツリー」をきっかけに、子どもたちに林業の課題を伝えるワークショップ「クリスマスツリーのうらっぽん」が開催されます。主催するのは、東京都檜原村の林業会社・株式会社東京チェンソーズと、ソーシャルビジネススタジオ・株式会社SIGNINGです。
なぜ、スギ・ヒノキの廃材でクリスマスツリーを作るのか?
日本の林業は、木材価格の低迷、担い手不足、管理されていない森林の増加など、多くの課題を抱えています。放置された人工林は、土砂崩れなどの自然災害リスクを高めるため、林業を産業として維持していくことは、社会にとって非常に重要です。
「クリスマスツリーのうらっぽん」では、本来市場に出回らないスギ・ヒノキの枝葉を活用することで、木材の価値を見直し、森林資源の有効活用を促進することを目指しています。
「うらっぽ」から生まれた、子ども向けのワークショップ
「うらっぽん」とは、スギ・ヒノキの木の先端部分のこと。通常は廃材として捨てられてしまう「うらっぽ」を、クリスマスツリーとして生まれ変わらせることで、子どもたちに「未利用木材」の価値について考えさせます。
ワークショップでは、実際に「うらっぽ」に触れたり、クリスマスツリーを作ったりすることで、林業の課題や、森の大切さを学ぶことができます。
ワークショップの詳細
開催日時・場所
2024年12月8日(日)品川区立環境学習交流施設エコルとごし
2024年12月14日(土)SusHi Tech Square
2024年12月15日(日)景丘の家
2024年12月21日(土)モリパークアウトドアヴィレッジ
対象
4歳以上(小学校3年生までは保護者同伴)
参加費
各会場によって異なります。
申込方法
* 各会場のWebサイトから受付
「うらっぽん」を通して、森と人をつなぐ
「クリスマスツリーのうらっぽん」は、子どもたちに林業の課題を伝えるだけでなく、森と人をつなぐきっかけとなることを目指しています。ワークショップを通して、子どもたちが自然や木への関心を高め、未来の森林を守り、育てていくことの大切さを理解してくれることを期待しています。