2025年インドでのEXCONでコマツが未来の建設を示す

EXCON 2025での革新

2025年12月9日から13日までの間、インド・バンガロールで行われる建設機械展示会「EXCON 2025」。このイベントにて、コマツグループの現地法人、Komatsu India Pvt. Ltd.がブースを設け、最新技術を披露します。特筆すべきは、株式会社EARTHBRAINが展示するSmart Construction®ソリューションと遠隔操作システムです。

遠隔操作のデモンストレーション

今回の展示では、約6,700km離れた日本の千葉県千葉市美浜区に設置された油圧ショベルを、インド・バンガロールからリアルタイムで遠隔操作するデモが行われます。この革新的なデモでは、デジタル技術の力を借りて、長距離通信を活用し、高精度な操作が実現されます。これにより、遠隔施工の新たな可能性が強調され、業界関係者や一般の来場者に対して具体的なビジョンが示されることでしょう。

Smart Construction®ソリューションの多様性

また、展示ブースでは以下のようなSmart Construction®ソリューションが紹介されます。

- Smart Construction Teleoperation: 建設機械向けの遠隔操作システム。
- Smart Construction Edge: 建設現場のデジタル取得。
- Smart Construction Dashboard: 施工の進捗や状況を可視化し、効果的に管理します。
- Smart Construction 3D Machine Guidance: 高精度な作業を実現する機械ガイド機能。
- その他関連する最新技術も紹介され、建設業界のさらなる安全性、生産性、環境性の向上を目指します。

展示会の詳細

EXCON 2025の詳細は以下の通りです。

- 会期: 2025年12月9日～12月13日
- 会場: Bengaluru International Exhibition Centre（インド・バンガロール）
- 展示内容: Komatsu India Pvt. Ltd.のブースにてSmart Constructionを展示

EARTHBRAINの役割

株式会社EARTHBRAINは、建設現場のデジタルトランスフォーメーションを推進する企業で、コマツ（株式会社小松製作所）やNTTドコモビジネス、ソニーセミコンダクタソリューションズ、野村総合研究所といった大手が出資しています。彼らの目指すところは、建設業界における安全性や生産性、環境への配慮を飛躍的に向上させることです。