エステック株式会社、北米最大の製造技術展に初出展
島根県松江市に本社を置くエステック株式会社が、2026年3月にアメリカのカリフォルニア州アナハイムで開催される、エレクトロニクス業界最大級の展示会「IPC APEX EXPO 2026」に出展することが決まりました。この展示会でエステックは、自社の独自技術「マイルドプラズマ」をお披露目します。
エステックの歩みと技術力
エステックは1991年に創業し、「世にないものを創り出す」という理念のもと、多様な製造現場の課題に応じたオーダーメイドの機器やシステムを提供してきました。特に、製鋼プロセスにおける試料調製機では国内シェア80%を誇り、その品質と生産性の向上に貢献しています。
IPC APEX EXPO 2026での技術展示
「IPC APEX EXPO 2026」では、エステックの「マイルドプラズマ」技術が注目されています。この技術は、難接合材料の接着剤レス・アンカーレス接合を可能にします。具体的には、樹脂と樹脂、あるいは樹脂と金属など、通常は接合が難しい素材同士を活性化させることで、直接接合を実現するものです。これにより材料の親水性・疎水性の制御や導電性インク印刷の密着性向上に貢献します。
展示会には、基板メーカーや半導体メーカーなど、幅広い業界の参加者が集まります。特に高周波通信用基板メーカー、5G/6G、防衛、航空宇宙、データセンター向けの技術者たちにも興味を持たれることでしょう。
展示の概要
エステックは、展示ブース番号4341にて、下記のような各種サンプルを紹介します:
- - 難接合材料の直接接合:樹脂と金属といった異素材の接合が可能です。
- - 親水化・疎水化コントロール:防水や防汚効果のある材料作りに応用されます。
- - 導電性インク印刷:高周波基板への導電性インクの印刷が実現します。
国際展開への第一歩
エステックの代表取締役社長、岸原尚也氏は、「IPC APEX EXPO 2026への出展は、当社が見据える海外展開への大きな一歩」と語っています。自社の技術が世界の課題解決にどのように寄与できるかを直接に伝え、国際的なパートナーシップの構築を目指していく意向を示しました。
展示会の詳細
開催概要
- - 名称: IPC APEX EXPO 2026
- - 会期: 2026年3月17日(火)~19日(金)
- - 場所: アナハイム・コンベンションセンター
- - 参加費: 無料
- - ブース番号: Exhibit Halls C-D — 4341
- - 公式サイト: IPC APEX EXPO
まとめ
エステックの「マイルドプラズマ」技術は、製造現場の革新をもたらす可能性を秘めています。展示会での発信を通じて、さらに多くの業界のニーズに応じた技術の拡充を期待したいですね。エステック株式会社が世界で魅力を発信し続けることを願っています。