東京大学ラクロス部の新たな試み、Relations Teamの誕生と意義とは

東京大学ラクロス部男子の新たな挑戦

東京大学ラクロス部男子BLUE BULLETSは、日本におけるラクロスの発展に大きく寄与してきた歴史あるチームです。創部から数十年が経過し、多くの優秀な選手やコーチを輩出してきたこのチームは、関東のトップリーグで活躍し続けています。学生が文武両道に取り組む環境として、ラクロスは成功したキャリア形成の一助とも言われており、その点で注目が集まっています。

BLUE BULLETS Relations Teamとは

2021年、新型コロナウイルスの影響で観客のサポートが減少する中、BLUE BULLETSは新たに「Relations Team」を設立しました。このチームは、先代やOBOGメンバーと共に、より良い関係を築くことを目的としています。特に、試合を観ることが難しい方々へのアプローチを強化し、応援の形を変えていくことが大きな使命です。これは、学生ラクロス界においても先駆的な試みとされています。

関係を築くことでファンとの絆を深め、チームの勝利を導くというコンセプトを掲げ、スポンサーシップの獲得にも力を入れています。この取り組みは、学生ラクロス界で男子部としては唯一の実例です。協賛企業との関わりを通じて、社会課題の解決にも貢献しつつ、選手たちにとっての貴重な学びの場を提供します。

Relations Teamの達成目標

Relations Teamのメンバーは、OBOGや保護者と良好な関係を構築するだけでなく、社会との接点を増やすことに力を入れています。これにより、学生同士が広い視野を持ち、「学生日本一」を目指す意欲が育まれると期待されています。部員一人ひとりが応援されている実感を持ちつつ、チームとしての強化を図ろうとしています。

実際の取り組み

最近、Relations TeamはGPSSグループとの共同企画として、代表の目﨑雅昭氏とOBの石川善樹氏の対談を実施しました。この対談では、現代の大学生に向けた深いメッセージや、幸せとスポーツ、Well Beingの関係についての探求が行われ、多くの学びを得ました。

GPSSグループは、持続可能な社会の実現を目指す企業であり、その活動を通じて学生にSDGsやESG投資についての知識を提供しています。このように、企業との連携を生かした取り組みは、学生にとって貴重な経験となるでしょう。