杉良太郎特別防犯対策監が富山県高岡警察署を訪問

杉良太郎特別防犯対策監の高岡警察署訪問

2025年4月11日、杉良太郎氏が富山県高岡警察署を訪問し、警察署の署員との意見交換を行いました。杉氏は、2018年に国家公安委員長から特別防犯対策監として任命されて以来、全国各地を視察し、地域特性に応じた防犯対策の推進に努めています。

富山県の「ゼロ地区運動」を評価

訪問の際、杉対策監は富山県での「特殊詐欺被害ゼロ地区運動」について質問を受け、「4年前に来た時から、その熱心な取り組みは見逃せないものだ」と称賛しました。この運動は各地区が主体となり、住民の「被害ゼロ」を目指す活動であり、今後も全国の警察に富山の取り組みを参考にしてほしいと強調しました。

杉氏は、国際電話を利用した特殊詐欺が急増していることについても言及。具体的な対策として、「国際電話の利用休止申し込み」を県民に呼びかけ、警察官による戸別訪問の取り組みを通じて地域の防犯意識を醸成することの重要性を語りました。

富山常備薬との協力宣言

また、この訪問で株式会社富山常備薬からの協力宣言も行われました。同社の鈴木取締役は、特殊詐欺の被害者になりやすい高齢者が多いことから、杉対策監と共に詐欺撲滅に向けた取り組みを進めることを発表しました。「特に高齢の方々が狙われやすいという現状を深く考え、協力することを決めました」と鈴木取締役は意気込みを語りました。

杉対策監は、企業の協力が不可欠であることを強調し、「富山常備薬のスエルさと参加への感謝の気持ちを表したい」と述べました。