イオンがCDPのサプライヤーエンゲージメント評価で最高評価を獲得

イオンのサプライヤー・エンゲージメント評価に関する新たな進展

イオン株式会社は、国際的な環境情報の開示を行う非営利団体CDPから、「サプライヤー・エンゲージメント評価（SEA）」において最高評価を受け、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。この評価は、企業が気候変動に対してどれだけ効果的にサプライヤーと連携しているかを示す指標であり、イオンの取り組みが高く評価されたことを示しています。

脱炭素社会を目指すイオンの取り組み

イオンは、電力や燃料の使用が地球温暖化に影響を与えることを認識し、脱炭素社会の実現を企業の最重要課題として掲げています。具体的には、CO₂排出量の削減目標を定め、企業としての成長を維持しつつ温室効果ガスの削減に取り組んでいます。

店舗での電力使用の削減だけでなく、再生可能エネルギーの導入を積極的に進めています。自社の敷地における太陽光発電の活用や、お客様の家庭で発電された再エネを店舗で利用するなど、多角的な施策がその一環です。

再生可能エネルギーの調達実績

2023年12月時点で、イオンの国内事業所における再生可能エネルギーの調達量は3,706百万kWhに達し、この電力は国内店舗に使用される電力の約55%を占めています。この実績により、2030年を目指す「イオン脱炭素ビジョン」の中間目標を、なんと7年前倒しで達成することができました。

サプライチェーン全体の温室効果ガス削減に向けて

イオンでは、サプライチェーン全体のCO₂排出量の削減にも力を入れています。特に、商品製造過程での排出管理や削減に取り組んでおり、プライベートブランド「トップバリュ」の主要な製造パートナーとのコミュニケーションを強化しています。これにより、製造過程でのCO₂排出量を視覚化し、削減に向けた計画を共に策定することが目指されています。