アート投資の新たな展望
株式会社between the arts(本社:東京都港区、代表取締役:大城 崇聡)が、アート投資およびアートファンドの運用を行うCatalyst Art Investments株式会社(以下、CAI)との業務提携を発表しました。この提携により、コレクション資産管理サービス「COLLET」のサービス基盤が更に強化されることが期待されています。
コレクション資産管理の先駆け
between the artsは、特に人気を集めるコレクション資産に対して、資産管理と運用をサポートする「COLLET」を提供しています。コレクター向けにアートや時計、ワインなどの資産のスマートな管理を行い、インフレの影響下でも魅力を持ち続けるコレクション資産の価値向上を目指しています。現在、COLLETでは35,000点以上のコレクションアイテムが管理され、時価総額は630億円以上となっています。さらに、アイテム保管管理の時価総額も400億円を突破しています。この成長の要因には、独自のオークションデータの分析による市場価格の可視化があります。
業務提携の意義とは
アート投資と金融の親和性が高まっている今、between the artsはCAIとの提携を通じ、プロ向け機能の強化を図っています。CAIとの提携により、所有する美術品の品質管理や価値管理が行われることとなり、COLLETの会員には新たなファンドという販売チャンネルが提供されます。また、CAIがコレクション全体での投資を可能にするためのデータを相互に提供し合い、より連携を強化していく方針です。
Catalyst Art Investmentsとは
CAIは2023年に設立されたアート投資会社で、「日本のアートマーケットには大きな潜在可能性があり、それを引き出せれば活性化し投資機会が生まれる」という理念のもとに活動しています。現在、同社は100点以上の近現代アートを自社やファンドで保有しており、国内外の富裕層とファミリーオフィスとの関係を生かしてアート作品の価値を高める取り組みを行っています。これにより、アートという領域が投資対象としての魅力を増し、より多くの投資家に掘り起こされることが期待されています。
COLLETの特徴とサービス
COLLETはコレクション資産管理に特化したサービスで、アートに限らず、時計やスニーカー、ワイン、家具など多岐にわたるコレクションのポートフォリオを管理できます。利用者は登録後、世界中のオークションの過去の落札データを基に市場価格の推移を可視化することができ、この情報を駆使して賢い資産管理が可能になります。これによって、流通市場の状況を把握し、コレクターがより良い判断を下せるようサポートしてくれるのです。
まとめ
between the artsはCAIとの提携を契機に、コレクション資産管理の新しい展開を実現します。アート投資やコレクション資産の価値を最大化するために、これからも両社の協力関係がカギを握ることとなるでしょう。アート市場の潜在力を生かした新たな可能性に、今後の進展が期待されます。