全国の建設塗装業界を巻き込むデザインコンテスト
今年も全国の若手アーティストが集う「いいいろ塗装の日」デザイン画コンテストが開催されます。主催は一般社団法人日本塗装工業会(以下、日塗装)。このイベントは「いいいろ塗装の日」を盛り上げ、塗装の重要性と楽しさを伝えるために設立されたものです。参加者は自身の想像力を活かして、塗装をテーマにしたデザイン画を応募します。
コンテストの目的と歴史
このデザイン画コンテストは、1998年に日塗装が設立された際の50周年記念事業の一環として始まりました。全国から1,781件もの応募の中から、11月16日を「いいいろ」と唱える語呂合わせとして認定され、今では毎年多くの人々に参加されています。コンテストは、塗装技術の大切さを理解し、さらに新たな視点から塗装というものを知ってもらう良い機会ともなっています。
募集要項と奨励内容
今年のコンテストは2025年4月25日から作品の募集が開始され、締切は7月31日です。審査は日塗装の専門家によって行われ、最優秀賞には10万円分の商品券及び表彰状が贈られます。この賞は、受賞した作品が「いいいろ塗装の日」のキャンペーンなどで使用される機会もあり、参加者にとっては大変嬉しい栄誉となるでしょう。
塗装にまつわる活動
このコンテスト以外にも、日塗装では塗装に関する講演や体験学習を推進し、全国各地で小学校や公共施設において「奉仕塗装活動」も行っています。これには『らくがきなくし隊』が参加し、地域の環境美化活動にも貢献しています。塗装が地域の活性化に寄与しているのです。
日本塗装工業会について
日塗装は1948年に設立され、建設塗装工事業者約2,300社が加盟しています。東京都渋谷区に本部を構え、全国47都道府県に支部が存在。日塗装は、塗装技術の向上や経営改善を通じて建設文化の向上を目指し、様々な事業を展開しています。さらに、環境保全に対する研究や労働災害防止対策など、塗装業界全体の健全なる発展を目指して取り組んでいます。
塗装は、建物を美しくするだけでなく、地域社会の環境を整える重要な技術です。このコンテストを通じて、もっと多くの人々が塗装の魅力に気づき、参加してくれることを期待しています。
詳細および応募方法については、
こちらのページをご覧ください。
まとめ
この「いいいろ塗装の日」デザイン画コンテストは、塗装業界の未来を担う若い才能を育てる重要なプラットフォームです。塗装の素晴らしさをアートで表現し、より多くの人々にその魅力を届けていきましょう。