株式会社ソーシャル・エックスは、東京都品川区から「しながわSDGs共創推進プラットフォーム運営等支援業務」を受託したことを発表しました。
本業務では、ソーシャル・エックスは、企業や団体等から成る会員をもって組織する「しながわSDGs共創推進プラットフォーム」の運営や連絡調整、課題解決型・実証実験提案型の「しながわシティラボ」の運営支援、品川区職員向けのワークショップの実施などを行います。
近年、少子化・高齢化や社会課題の複雑・多様化の影響により、自治体は従来のようにすべての行政サービスを維持することが困難になっています。そのため、民間企業との連携による水平分業型への移行が求められています。
一方、企業にとっても、従来の財務リターンに加え、社会的インパクトの創出が重要視されるようになっています。世界の経営環境も大きく変化しており、欧州ではVC投資の18%をインパクト投資が占めるなど、投資家の中でも社会的インパクトへの関心が高まっています。
このような状況下で、企業と自治体が連携し、社会課題解決に取り組む官民共創へのニーズが高まっています。しかし、自治体が本格的に官民共創を進めるには、専門組織の整備や人材育成が必要となり、予算や時間の制約から課題となっています。
ソーシャル・エックスは、官民共創による新規事業創出の知見や、中間支援団体としての多方面へのネットワーク、官民共創の基盤を生かし、品川区の公民連携課を支援し、庁内での官民共創人材を育成する「逆プロポ・コンシェルジュ」などのサービスを提供しています。
今回の業務では、品川区が抱える地域課題や行政課題解決を目指し、ソーシャル・エックスはこれまで培ってきた知見とノウハウを活かした支援を行います。また、品川区職員向けのワークショップを通じて、官民共創意識の醸成を図ります。
ソーシャル・エックスは、官民共創による社会課題解決に貢献することで、持続可能な社会の実現を目指しています。