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FKGコーポレーションが手掛ける新製品「森のお陰石」

株式会社FKGコーポレーションは、熊本県八代市に拠点を置く資源循環のパイオニアです。このたび、同社が新たに開発した「森のお陰石」についてご紹介します。この製品は、2025年4月21日より正式に販売が開始される予定です。

お陰石の背景

地球環境の問題は深刻化しており、CO2の排出量が工業化以前と比較して約50%増加しています。これにより、地震や集中豪雨などの自然災害も増加傾向にあるため、企業においてもCO2削減が急務となっています。そんな中、FKGコーポレーションは、CO2を吸収する新たな土木資材の開発を目指しました。

お陰石の特徴

「お陰石」は、以下の4つの特長を備えています。

1. CO2の吸収
お陰石は、燃焼灰と比べて約11㎥のCO2を多く吸収できます。また、5000㎥の路床材を使用することで、約55,000㎥のCO2を吸収することが可能です。

2. 自然災害に強い
お陰石は天然石と比べて吸水性が高く、約5倍の液状化強度を誇ります。これにより、地震や水害に対して高い耐久性を発揮します。

3. 資源のリサイクル
従来、燃焼灰はそのまま使用されることが多かったですが、お陰石はその資源を新たに再利用することで、より価値のある土木建設資材として蘇らせています。

4. 浄化作用
お陰石は、特に窒素、リン、カルシウム、マグネシウムの吸着性能に優れ、汚れた水の浄化にも役立つ性質があります。

新製品「森のお陰石」について

新たに登場する「森のお陰石」は、バイオマス燃焼灰を原料にしており、2種類の製品がラインナップされています。

• - 森のお陰盛土

バイオマス燃焼灰を活用した人工石であり、道路の路床材として使用されます。

• - 森のお陰クラッシャラン

従来の「お陰石クラッシャラン」ではコンクリートガラが必要でしたが、この新製品では不要となり、下層路盤材の基準も満たしています。

FKGコーポレーションは、今後も廃棄物を無駄にせず、付加価値の高い製品を提供することで循環型社会の実現に貢献していく考えです。

会社情報

• - 会社名： 株式会社FKGコーポレーション
• - 所在地： 熊本県八代市千丁町古閑出262
• - 事業内容： 産業廃棄物の中間処理、土木資材の製造・販売、燃焼灰を原料とした新商品の開発など
• - 公式サイト： FKGコーポレーション

環境に配慮した新技術が進化する中、「森のお陰石」はその革新の一環として注目されています。今後の展開に期待したいところです。

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