D E I推進の新プログラム
2021-06-28 16:48:17
アット・ワンスとSHeStandsがD E I推進の共同研修プログラムを発表
アット・ワンス株式会社と株式会社SHeStandsが共同開発したD E I推進研修プログラム
最近、企業が多様性のある職場環境を育むことが重要視されています。そんな中、アット・ワンス株式会社と株式会社SHeStandsが手を組み、企業内の多様性・公平性・包括性(D E I)を促進する研修プログラム「SHeStands At Once」を発表しました。このプログラムは、6月28日より企業向けに提供が開始されます。
プログラムの背景と目的
アット・ワンス株式会社は愛知県名古屋市を拠点に活動している企業で、代表取締役の杉本美晴氏は「次の世代に何を残せるか」というビジョンの下、研修や研究を重ねてきました。一方、株式会社SHeStandsは東京都港区を拠点に事業を展開し、CEOの佐藤圭子氏は、長年の経験から日本の「ジェンダー平等」の停滞が続いている現状に危機感を抱いています。
この二つの会社が協力し、D E Iの推進を通じて企業の持続的な発展と個人のウェルビーイングを両立させることを目的とした内容です。特に、日本においてはジェンダーギャップが大きな課題となっており、両社はこの問題に真剣に取り組む意向を示しています。
研修プログラム「SHeStands At Once」の詳細
「SHeStands At Once」は、単なる表面的な施策ではなく、企業の根底にあるマインドセットの変革を目指します。このプログラムは、社員のエモーショナルケアを重視し、企業側が主体的にD E Iを推進できるようにサポートします。
研修の内容は多岐に渡り、D E Iアセスメントを通じた現状分析から始まり、社員へのサーベイを実施して実際の課題を把握します。さらに経営者や人事担当者、管理職から一般社員まで、幅広い層に向けたカスタマイズされた研修コンテンツを提供していく計画です。
提供されるコンテンツの一例
プログラムの具体的な内容には、アンコンシャスバイアスやD E Iリテラシー、女性リーダー育成に関する内容、さらにLGBTQIA+に関する知識やキャリアカウンセリング、マインドフルネスなどが含まれます。これにより、企業は“HAPPY+PRODUCTIVE+CREATIVE”な組織へと進化することが期待されています。
経済・社会背景に基づく課題
現在、日本は世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数2021」において156カ国中120位と、G7の中で最下位に位置しています。特に経済や政治の領域においての男女格差は深刻で、女性管理職の比率は全体の12%に過ぎず、賃金格差や育児休業の取得率にも依然として大きな壁があります。
これらの背景が、企業がD E I推進に取り組む必要性をより一層強調しています。アット・ワンスとSHeStandsは、この研修プログラムを通じて、多様性を促進し、個々がそのポテンシャルを最大限に発揮できる環境を整えることを目指します。
メッセージ
杉本美晴氏と佐藤圭子氏は、企業内での真のD E Iを実現するためには、マインドセットの変更が不可欠であると強調しています。日本の未来を築くために必要な変化を、このプログラムによってもたらしたいとの思いが込められています。両社は、企業と個人の双方がウェルビーイングを実感できる社会を共に築いていくために努力していく所存です。
会社情報
- 会社名
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株式会社SHeStands
- 住所
- 東京都港区港南1-9-36アレア品川13F
- 電話番号
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