投資家VTuberはっしゃん氏によるeWeLLの企業分析
2025年3月6日、著名なVTuberである投資家はっしゃん氏と、株式会社eWeLLの代表取締役社長中野剛人氏の対談動画が経済・金融チャンネル「FISCO TV」にて公開されました。この対談は、在宅医療DX支援を行うeWeLLの成長と企業価値を深く掘り下げる内容となっています。
この動画では、eWeLLの訪問看護支援SaaS「iBow」の競争力や、株価の見通しなどが議論されています。eWeLLは2022年9月に東京証券取引所グロース市場に上場して以来、2年半の歴史を持つ会社です。
eWeLLの企業価値と成長可能性
eWeLLの営業利益率は、東証上場企業3,849社中で23位という高い数値を誇ります。ROEも53位に位置し、高収益と高効率の財務体質が評価されています。中野社長は、持続的な成長を支える要因として、訪問看護向けの電子カルテ「iBow」の17.5%の全国シェアを挙げています。
「iBow」は、訪問看護に特化したサブスクリプションモデルを採用しており、1訪問あたり100円、月額18,000円という料金設定が、顧客の生涯価値(LTV)を最大化する要因となっています。これによって、eWeLLは顧客と共に成長するというWIN-WINのビジネスモデルを確立しています。
動画ハイライト
対談の中では、はっしゃん氏が中野社長にいくつかの直球質問を投げかけました。例えば、
1.
低い配当利回りについて
現在の配当利回り0.67%は確かに低いですが、過去3回の増配実績があることについて中野社長はどのように評価しているのか。
2.
業界の過剰請求問題
投資家が不安視する「訪問看護業界の過剰請求報道」への見解を尋ねました。
3.
市場競争について
急成長中の訪問看護市場における競合と、「iBow」の圧倒的優位性の秘密。
4.
少子高齢化社会への対策
高齢者増加と担い手減少問題への対応策についても意見が交わされました。
生成AIを活用した新機能
また、eWeLLでは新たに生成AI機能が導入され、ユーザーの27%がすぐに有料プランに移行したことも紹介されました。このAI機能により、看護計画書や報告書がワンクリックで自動生成されるため、時間の大幅な短縮が実現されています。
未来への期待
中野社長は、eWeLLが在宅医療のプラットフォーマーとして新たな価値を提供し、すべての人が必要な医療を受けられる社会を実現することを目指しています。この対談動画は、eWeLLがいかにして業界をリードしているのかを知る良い機会となっています。
eWeLLは、ITを駆使して医療従事者の業務効率化と患者の生活の質(QOL)の向上を実現するために日々努めています。
公式サイト:
eWeLL公式サイト
動画リンク:
対談動画を見る