エリプティックが選出
2020-06-19 08:30:12
エリプティック、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア2020に輝く
エリプティック、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニアに選出
エリプティックが6月16日、世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニア2020に選ばれました。このプログラムは毎年、革新的な技術やビジネスに貢献するスタートアップを認定するもので、今回エリプティックは暗号資産及びブロックチェーン関連企業として名を連ねています。
設立は2013年、ロンドンを本拠地とするエリプティックは、この7年間で様々な施策を講じ、暗号資産取引の信頼性を向上させるための努力を重ねてきました。特に、ブロックチェーン技術の解析を通じて、取引の透明性を確保し、不正な活動を防ぐシステムを構築してきたことが評価されました。金融犯罪という難題に取り組む姿勢は、暗号資産を取り扱う金融機関やフィンテック企業から高く評価されています。
今後は、テクノロジー・パイオニアとして、エリプティック代表取締役シモーヌ・マイニ氏が、世界経済フォーラムの活動やディスカッションに参加していく予定です。この役割のもと、エリプティックは2年間にわたり、ブロックチェーン技術がもたらす金融システムの変革に寄与するイニシアティブにも貢献していくことになります。
スーザン・ネスビット氏は、エリプティックの選出を祝福し、「エリプティックは革新を通じて社会に大きな影響を与える企業であり、今後の活躍が期待されます」とコメント。また、シモーヌ・マイニ氏も、この選定が我々の取り組みの重要性を証明していると受け止めています。
マイニ氏は、「私たちは暗号資産における信頼できる金融システムの確立を目指しており、金融機関やフィンテック企業と協力することで、よりオープンで安全な金融経済を築いていきます。フォーラムでの議論を通じて、私たちの経験や知見を広く提供していく予定です」と語っています。
世界経済フォーラムのテクノロジー・パイオニアは、毎年選出される数十社のスタートアップが、社会やビジネスに革新的な影響を与えることを期待されています。過去には、Airbnb、Google、Spotifyなど、名だたる企業が選ばれてきました。今年選出された企業の多様性はリーダーシップにおいても顕著で、女性リーダーが全体の25%を超えていることが特徴的です。
エリプティックは、フィンテック業界の信頼性向上を図るため、ブロックチェーンデータを分析することで金融犯罪を特定するサービスを提供し、高い信頼を得ています。また、2019年には日本法人を設立し、ローカル市場においてもその影響を広げていく計画です。エリプティックの今後の活躍に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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Elliptic Japan 株式会社
- 住所
- 東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビルディング 11階
- 電話番号
-
090-6939-7116