トヨタの経理DX
2026-09-04 13:15:27

トヨタが経理業務のデジタル化を進める新システム導入

トヨタ自動車、業務改革を実現する経理システム導入



トヨタ自動車は、経理業務のデジタル化を目的として、NTTデータ イントラマートが提供するクラウド型ローコードプラットフォーム「Accel-Mart Plus」を導入しました。この取り組みは、年間1万件以上の経理処理を支援し、業務のスリム化を図っています。

導入の背景



トヨタ自動車のカスタマーファースト推進本部(CF本部)は、製品ライフサイクルを通じて顧客に寄り添うことをミッションに掲げ、安全と品質の両立を目指しています。その中で、AIなどの先進技術を取り入れた業務改革を推進しており、経理プロセスの効率化が重要な課題となっていました。これまでの経理業務では、見積もりから発注、検収までの一連のプロセスで、手動での帳票転記や内容チェックにより非効率が生じていました。

従来のマニュアル整備や教育ではヒューマンエラーを完全に排除することができず、ミス防止のための負担も増加する一方でした。これに対処するため、トヨタは経理プロセスのシステム化を決断し、「Accel-Mart Plus」に注目しました。

Accel-Mart Plusの選定理由



「Accel-Mart Plus」は、見積もりから支払いまでのワークフローに対応し、高度なカスタマイズ性を兼ね備えています。さらに、豊富なAPIや外部連携機能により、既存のシステムともスムーズに連携が可能であり、CPUコアベースのライセンス体制によりコストの最適化も実現しています。また、開発パートナーとのサポート体制の信頼感も大きな要因でした。

導入効果



本システムの導入により、経理プロセスの処理ステップは約46%削減され、ミス防止の仕組みが強化されたことで起案者や管理職の心理的負担も軽減されました。さらに、利用者満足度の向上を追求したカスタマイズ開発により、ユーザーの体験も向上しています。また、米国SOX法の監査要件にも対応ができる体制を整備したことで、内部統制が強化されました。

CF本部では、導入した経理システムを定着させるため、利用者のフィードバックを取り入れながら継続的な改善や機能拡張に取り組むとともに、他の部門への展開も視野に入れています。

さらに、生成AIを用いた経理や法務判断の自動アシスト機能の実現も構想されており、今後の業務改革が期待されます。

イントラマート社の概要



NTTデータ イントラマートは、Webシステム構築のための商用フレームワーク「intra-mart」を中心に事業を展開しています。1998年から独自のシステム開発フレームワークを構築し、既に13,000社以上の企業に導入されています。

このように、トヨタ自動車の経理業務におけるDXは、業務の効率化やコスト削減だけでなく、内部統制の強化にも寄与しています。今後の成果が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社NTTデータ イントラマート
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。