日本の伝統技術を世界へ発信する「ネオパラダイスジャパン」
2024年9月よりスタートするYouTubeチャンネル『ネオパラダイスジャパン』。このプロジェクトの背後にいるのは、今年89歳の毛利八重子さん。山口県下関市に住む彼女は、日本の伝統工芸や農業、技芸の魅力を世界に発信するための新たな試みに挑もうとしています。
きっかけは外国人への日本文化の魅力
毛利さんがこのプロジェクトを立ち上げた背景には、外資系企業で長年活躍してきた経験があります。特に外国人エグゼクティブとの関わりを通じて、彼らが日本文化の素晴らしさを心から尊敬していることに気づきました。彼女は声を大にして言います。
>「日本人には身近でその素晴らしさに気づかない技術でも、海外では羨望の目で見られている。もっと多くの人に日本の文化や技術を知ってもらいたい。」
この思いがきっかけで、多様なバックグラウンドを持つボランティアメンバーが集まり、『ネオパラダイスジャパン』プロジェクトが始まりました。
技術の消失を防ぐために
毛利さんは、伝統技術は90年を越えて多くのものが消失していると語ります。例えば、蚊帳や行燈、さらには戦艦大和のような歴史的な技術も、現在再現は難しいとされているのです。このような背景に対抗するため、プロジェクトでは日本の工芸や技芸を世界に届けるための動画を制作し、伝統の灯火を未来へと繋げていくことを目指します。
>「日本の人にとっても、自国の技術や文化の素晴らしさを再確認し、自信を持ってほしい」というのが彼女の願いです。
クラウドファンディングで支援を募集中
現在、プロジェクトはクラウドファンディングを通じて取材先企業からの支援を募っています。目標金額は1,000,000円で、この資金は全て取材の交通費に充てられる予定です。
さらに、クラウドファンディングの支援者には「取材動画作成」というリターンがあります。一般的には20万~30万円の制作費がかかるところ、特別価格の10万円で取材動画を制作することが可能です。支援していただいた企業の情報はYouTubeチャンネルの概要欄に記載され、国際的な視聴者にアプローチする機会が得られます。
期待される効果と魅力的なコンテンツ
このチャンネルでは、収録済みのコンテンツとして小豆島のヤマロク醤油や小江戸川越の飴屋など、すでに注目が集まっている企業の動画も公開予定です。高品質な制作により、視聴者にとっての魅力を引き出し、製品の価値を再認識させるコンテンツが目指されています。専門的な知識を持つ制作チームによって、商品に対する新たな視点や魅力が生まれることでしょう。
結びのメッセージ
毛利八重子さんが率いる『ネオパラダイスジャパン』は、単なる動画制作の枠を超えて、日本の文化と技術の素晴らしさを多くの人に届ける重要な役割を果たしています。彼女の情熱とビジョンに共感した方々ぜひ、彼女のプロジェクトを応援し、共に日本の未来を切り拓いていきましょう。
クラウドファンディングの詳細はこちらをチェックしてみてください。