食のプロが認定した優良食品
今年新たに設立された「FOOD PROFESSIONAL AWARD」は、日本の食の専門家たちが厳しい基準で選定した食材や飲食メニューを表彰する新しい賞です。この賞の設立背景には、日本の食品評価が海外の基準に依存しすぎている現状への問題提起があります。そのため、国内での食文化や嗜好に基づいた評価を受けられる環境を整えることが目的とされました。
脱・海外基準
日本国内で流通している食品や飲料の数は非常に多く、消費者がどれを選ぶべきか判断するのは簡単ではありません。そのような状況を踏まえ、フードプロアワードでは、日本に住む食のプロが厳選した優良品を一覧化し、消費者にとってわかりやすい基準で評価を行っています。審査員たちは食に関する国家資格を持ち、優れた味覚の持ち主であることから、本当に良い商品を見分ける力に長けています。
厳しい審査基準
177商品がエントリーされたその中で、118商品が受賞し、受賞率は66.7%という高い結果が得られました。また、最高評価の3つ星を獲得した商品は31点、全体の約18%を占めています。1つ星から3つ星までの評価は以下のような基準で行われます。
- - 3つ星:90点以上
- - 2つ星:80点以上
- - 1つ星:70点以上
- - 受賞外:69点以下
その中でも547商品は、その素晴らしさと独自性が際立っており、日本の食文化を豊かにする一助となるでしょう。
受賞商品の一部紹介
今回の受賞商品には以下のような傑作があります。
- 日本製粉のパスタ「REGALO スパゲッティ1.7mm」
- JR東日本リテールネットの「こだわり黄金厳選ねぎとろおにぎり」
- ババ・ガンプ・シュリンプの「シュリンパーズネットキャッチ」
- 肉のいとうの「杜の都仙台名物・肉厚牛たん」
これらの商品は公式ウェブサイトで詳細に紹介されており、消費者は自分の食生活に合わせた商品選びが可能です。受賞商品の詳しい情報は
こちらからご覧いただけます。
今後の展望
このフードアワードでは、2020年後期のエントリーを今後も受け付けるとのことで、更に様々な優良品の発掘を目指しています。国産食品の多様性を高め、消費者に便利で美味しい選択肢を提供し続けることが期待されます。
会社概要
一般社団法人フードプロフェッショナル協会が主催しているこのアワードは、東京都中央区に所在し、代表理事は池谷陽介氏です。詳細な情報は公式サイトで閲覧可能です(
公式サイト)。