総務省が設置した電波監理審議会が「有効利用評価方針」を改訂、意見募集を開始

電波監理審議会が意見募集を開始

総務省の電波監理審議会は、2023年3月7日に「有効利用評価方針」の改定案に対する意見募集を発表しました。この意見募集は、2023年3月8日から4月7日までの間に行われる予定で、市民からの意見を広く募集します。今回は、令和7年度に計画されている携帯電話および全国BWAに関する有効利用評価に必要な事項について、見直しが行われます。

意見募集の背景

電波法は、電波の利用状況に関する調査を行い、その結果を踏まえて電波の有効利用の程度を評価することを求めています。これにより、電波資源の効率的な使用が促進されることを目的としています。新たに作成された「有効利用評価方針」の改定案は、その実施に必要な基準と方法を定めたものです。

本改定案の作成は、電波監理審議会の会長である笹瀬巌教授が主導しており、専門家や関係者から意見を集めることで、実効性のある評価方針を策定することを目指しています。

意見募集の詳細

意見募集対象は「有効利用評価方針」の改定案そのものです。市民や関係者は、提示された改定案に対して自由に意見を述べることができ、提出された意見は今後の審議や最終決定に生かされる予定です。

意見の提出方法は、電子政府の公式ウェブサイトや、総務省の窓口での閲覧・配布を通じて行われます。具体的な提出方法や意見の内容については、資料を確認する必要があります。意見提出の締切は、2023年4月7日までとなっていますので、関心のある方は早めの確認をおすすめします。