新時代の子ども食堂「こどもごちめし」が特許取得
Gigi株式会社(本社:東京都港区)が展開する「こどもごちめし」サービスは、全国の飲食店で支援を受けた子どもたちに食事を提供するためのオンラインプラットフォームです。この度、寄付型の電子チケットを活用した新たな食事支援システムについて特許を取得しました。これにより、より多様な支援を実現するとともに、見えづらい貧困状態にある子どもたちを支援する強力な仕組みが整ったことになります。
「こどもごちめし」の運営背景
従来の子ども食堂は、特定の地域で運営されるため、利用者には心理的なハードルがあり、支援が本当に必要な子どもたちに届くかどうかが不透明でした。Gigi株式会社はこのような課題を解決するために、デジタル技術を駆使した「こどもごちめし」を設立しました。このサービスでは、寄付金のほとんどが子どもたちの食事代に充てられ、地域の飲食店がその活動に参加するための負担を軽減しています。
「こどもごちめし」の特徴
「こどもごちめし」では、以下のような特徴が挙げられます。
1.
寄付金の高い還元率: 寄付金の約90%が直接子どもの食事代に使用されるため、支援がダイレクトに行われます。
2.
飲食店の参加のしやすさ: 飲食店側は初期投資や運用費用をかけずに参加することができ、地域のコミュニティに貢献しやすくなっています。
3.
プライバシーの保護: 利用者は通常の飲食と同じように食事を楽しむことができるため、支援を受けているということが周囲に知られることなく、安心して利用できます。
このようなサービスの特長が特許の取得につながったことは、支援者と利用者の適切なマッチングを実現し、デジタルプラットフォームによる利便性を高め、多様な選択肢を提供しているからです。
社会的意義と未来展望
日本社会では「隠れ貧困」や「孤食」が深刻な問題となっています。2021年の調査によると、相対的貧困率は15.4%に達し、学校のクラス内で4~5人の子どもが貧困状態にあることを示しています。これに対して、「こどもごちめし」は、地域住民や企業との協力を深め、さらなる利用者数と支援者数の拡大を図り、より多くの子どもたちに食事を提供できるように今後も努力を続けます。
実績
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- - 累計食提供数:160,078食
- - 累計寄付金額:76,183,289円
- - 利用登録者数:82,510人
「こどもごちめし」は、生活に困難を抱える子どもたちに、食事の機会を提供する重要なプロジェクトです。今後も、デジタル技術を駆使して、新しい支援の形を模索していくでしょう。
詳しくは、公式サイトをぜひ訪れてみてください:
こどもごちめし
会社概要
Gigi株式会社
所在地: 東京都港区六本木一丁目3番40号
設立日:2018年9月13日
代表取締役:今井 了介
事業内容:インターネットサービス事業
ホームページ:
Gigi株式会社