健康経営の新機軸
2025-07-18 12:35:33

朝食サポートBOX導入で実現する企業の健康経営とフードロス削減

無人販売機による新しい健康経営の形



株式会社スタイリングライフ・ホールディングス(以下、スタイリングライフHD)は、フードロス削減を目指すZERO株式会社の「朝食サポートBOX」を導入しました。この取り組みでは、朝食の提供に特化した無人販売機をオフィスに設置し、社員の健康促進とともに環境への配慮も行っています。

健康経営とその重要性



今日の企業において、健康経営はますます重要なテーマとなっています。健康経営とは、企業が従業員の健康を経営の観点から考慮し、戦略的な施策を展開する概念です。これはひいては組織全体の活性化や業績向上につながるとされており、国が進める「健康寿命の延伸」にも関連しています。

スタイリングライフHDは、社員一人ひとりの健康を大切に考え、これを経営の基盤として位置づけています。その一環が、無人販売機の導入であり、健康的な朝食を手軽に取り入れられる仕組みを提供することにより、自然に健康習慣を身につけてもらうことを狙っています。

なぜ「朝食」なのか



経済産業省による「健康経営優良法人認定制度」でも、社員の生活習慣の改善が評価基準の一つとされています。特に「朝食の欠食」は集中力や生産性を低下させ、生活習慣病のリスクを高めることから、近年の企業における課題として注目されています。

厚生労働省の調査によれば、20代男性の朝食欠食率が約37.4%、30代男性が約29.5%、さらには20〜40代の女性でも約20%が欠食傾向にあることが示されており、これは明らかに働き盛りの世代に影響を及ぼしています。

朝食サポートBOXの効果



ZEROが提供する「朝食サポートBOX」は、スタイリングライフHDにおいて新たに導入されました。この無人販売機では、まだ食べられるが流通が難しい軽食や乳製品、健康ドリンクなどが提供され、朝の時間帯に社員が無料で利用できる仕組みになっています。全ての運用はZEROが一手に引き受けるため、企業側の負担は最小限に抑えられます。

導入から数週間の結果として、朝食を摂る社員の割合が増加し、朝食欠食率は約14%改善されました。「朝食をとるきっかけになった」「体調が整ってきた」といった社員の声もあり、社内の健康意識が高まると同時に福利厚生への満足度も向上しています。

フードロスと健康経営の新しい形



ZEROの「朝食サポートBOX」は、単なる食品提供にとどまらず、フードロス削減や社員の健康促進という二つの社会貢献を同時に実現する仕組みです。企業風土を見直し、働く環境の改善を図るこの取り組みは、多くの企業にとっても参考にすべき成功事例となるでしょう。

今後も、ZEROは社員一人ひとりの健康行動を支える仕組みを通じて、持続可能な企業づくりを進めていく考えです。私たちもこの新しい時代の健康経営の形に注目し、取り組みを広げていく必要があります。


画像1

画像2

会社情報

会社名
ZERO株式会社
住所
東京都台東区東上野二丁目20番6号会計センタービル5階
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。