FreeScan Combo+新登場
2024-07-01 14:10:40

計測グレード3Dスキャナー「FreeScan Combo+」登場!レーザー本数倍増でスキャン性能向上

小型軽量で高性能な3Dスキャナー「FreeScan Combo+」が新登場!



日本3Dプリンター株式会社は、製造業向けに3Dデジタルソリューションを提供する企業です。同社は、高精度でコストパフォーマンスに優れた3Dスキャナーを数多くリリースしているSHINING 3Dの新製品として、小型軽量ながら高性能な計測グレード3Dスキャナー「FreeScan Combo+」を発売しました。

「FreeScan Combo+」は、2023年5月に発売された「FreeScan Combo」の上位機種にあたります。従来モデルからレーザー本数を大幅に増やし、スキャン性能が向上しています。

「FreeScan Combo」シリーズの特徴



「FreeScan Combo」シリーズは、日本3Dプリンター株式会社が取り扱う3Dスキャナー製品の中で、最も小型軽量で扱いやすい製品として知られています。

ハンドヘルドサイズで重量も620グラムと軽量なので、持ち運びや操作が容易です。ブルーレーザーとVCSEL光源(赤外線レーザー)のデュアル光源を搭載しており、0.02ミリの高精度スキャンと、赤外線によるマーカーレススキャンの両方に対応しています。

「複数クロススキャン」「シングルスキャン」「ファインスキャン」「VCSELスキャン」の4つのモードがあり、スキャン難易度が高い質感を持つワークでも、微細なディティールまで3Dデータを取得できます。

「FreeScan Combo+」の進化



「FreeScan Combo+」は、従来モデルの「FreeScan Combo」に搭載されていたブルーレーザーユニットをアップグレードし、レーザー本数を大幅に増やしています。

従来の13+7+1本のレーザー構成から、25+7+1本へと進化し、クロスレーザーは2本のレーザーをひと組としているため、レーザー本数は26本から50本へとほぼ倍増しました。これにより、形状取り込みの効率が向上し、スキャンディティールがさらに高くなっています。

また、「FreeScan Combo+」では、1秒間に取得可能なポイント数が従来の168万点から360万点へと飛躍的に向上しました。秒間に処理できるポイント数が増加したことで、よりクイックな3Dスキャンが可能になっています。

幅広い用途で活躍



「FreeScan Combo」シリーズは、自動車産業、航空宇宙産業、鉄道輸送産業、重工業、金型製造、鋳造・鍛造、医療産業など、多くの製造分野において、精密検査やリバースエンジニアリングに最適です。

まとめ



「FreeScan Combo+」は、従来モデルの「FreeScan Combo」の性能をさらに向上させた、小型軽量で高性能な計測グレード3Dスキャナーです。レーザー本数が増加したことで、スキャン性能が向上し、より高精度な3Dデータを取得することが可能になりました。製造業における設計開発、品質検査など、幅広い用途で活躍が期待されます。


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