デジトーマ2021の魅力
2021-12-22 18:05:01

藤間家住宅が企画したデジタルアートフェア「デジトーマ2021」の魅力とは

藤間家住宅が手掛ける「デジトーマ2021」



奈良市高畑町に位置する文化財建築「藤間家住宅」が、新型コロナウイルスの影響を受けたクリエイターの支援とその歴史的建築の保全を目的に、デジタルアートフェア「デジトーマ2021」を開催します。リアルとオンラインの両方で展開されるこのイベントは、アートの新しい形を提示し、参加者に独自の体験を提供します。

デジトーマ2021の概要


「デジトーマ2021」は、異なる分野で活躍する52名のクリエイターの作品を仮想空間に展示します。作品は現地に設置されたプロジェクションやYouTubeの360°VRギャラリーを通じて公開され、見る人々に新しい視覚体験を提供します。これらの作品は、私たちのウェブサイトを通じてNFTとして購入することも可能です。

多様なアート作品の展示


展示される作品は、春日神官の住居だった藤間家の歴史からインスピレーションを受けたものや、奈良の鹿をモチーフにした作品、クリエイターが自由に表現したものなど多岐にわたります。そのため、作品同士の関係性やテーマを観客が自ら解釈する楽しさが生まれ、ナラティブなキュレーションが見えないストーリーを紡ぎ出します。訪れる人々は、VRギャラリーでの体験を通じて、各自の物語を持ち帰ることができるのです。

アーティストの顔ぶれ


「デジトーマ2021」に参加するアーティストは、実力派のメンバーが揃っています。例えば、guruguruhyena、歪宮憂、EXCALIBURなど、さまざまなジャンルで活躍するクリエイターたちが参加し、それぞれのユニークな視点を作品に込めています。彼らの巧妙な技術と発想が織りなすアートに触れることで、新たな刺激を受けることでしょう。

開催日程とアクセス


このイベントは、2021年12月24日から12月28日まで開催されます。現地特設展示は10時から16時まで開かれ、入場料金は500円です。実際の会場である「藤間家住宅」は、奈良市高畑町1325番1の1に位置しています。また、オンラインでは公式のYouTubeチャンネルにてVRギャラリーが展開されます。

藤間家住宅の魅力


藤間家住宅は、春日大社の神官たちが住んでいた歴史的な建築で、今では唯一残る江戸時代後期の社家建築です。数年前には空き家となっていましたが、2017年からの保全活動を経て、アートスペースとして生まれ変わりました。このプロジェクト「藤間家住宅改修中」では、建物の歴史とアートを結びつけ、新たな文化を創出することを目指しています。

NFTの販売


「デジトーマ2021」の展示作品はNFTとしても販売されています。その売上は、文化財である藤間家住宅の保全とアーティストの支援に役立てられます。参加者からの支援により、奈良市の文化財が保護され、未来の世代に引き継がれていくのです。

まとめ


藤間家住宅が企画する「デジトーマ2021」は、ただのアートフェアではありません。それは、歴史と現代、リアルとデジタルを融合させた新たな試みです。このユニークな体験を通じて、あなたもアートの魅力を再発見してみませんか?

会社情報

会社名
一般社団法人高畑トラスト
住所
奈良県奈良市高畑町1325番1の1
電話番号

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