ドローン体験イベント「ドローンラボ」
京都市にある龍谷大学付属平安高等学校は、株式会社Fujitakaとのコラボレーションにより、2025年9月19日に「ドローンラボ」というドローン操縦体験イベントを開催しました。このイベントは同校のプログレスコースの自由学習時間「BLANK」における生徒の主体的な学びを支援する取り組みの一環として実施されたもので、次世代技術への関心を高めることを目的としています。
ドローン技術と教育の融合
最近では、ドローン技術は様々な業界での活用が進んでおり、空撮、物流、インフラの点検などがその例です。日本政府も「空の産業革命」としてこの技術の重要性を認識し、2022年には航空法を改正してドローン活用の規制緩和を進めました。この背景から、ドローン人材の育成は国家の重要課題となっています。
特に龍谷大学付属平安高等学校では、生徒自身が「やってみたい」と思えるカリキュラムを提供することに努めており、「BLANK」というカリキュラムでは自由に自学自習やイベント企画を行う時間を設けています。今回のドローンイベントも、生徒たちの提案からスタートし、Fujitakaとのコラボレーションが実現しました。
安全を最優先にした体験
「ドローンラボ」では、12名の選ばれた生徒たちが直接ドローンの操縦を体験します。安全について特に配慮されたイベントで、操縦者とドローンの間にはネットが設置され、各操縦者の横には専門の指導教官が配置されます。
イベントの流れは、まずオリエンテーションから始まり、操縦に関する説明や安全上の注意点が説明されます。その後、生徒たちは障害物が設置されたコースを1周し、ドローン操縦の基本技術を実践的に学びます。各生徒は約5〜7分間ずつ操縦することができ、ただの経験ではなく、未来のキャリア選択に繋がる貴重な機会となるのです。
ドローン業界は2024年には約300億ドルの市場規模になると予測されています。この早期体験が生徒たちの将来的な選択肢を広げることでしょう。
イベントの締めくくりには、参加した生徒全員でドローンを使った写真撮影が行われ、特別な経験を記録として残しました。
開催概要
- - イベント名:ドローンラボ
- - 日時:2025年9月19日(木) 14:30〜15:20
- - 場所:龍谷大学付属平安高等学校 旧体育館
- - 参加対象:操縦体験者12名、見学者約10名(同校生徒)
- - 内容:オリエンテーション、ドローン操縦体験、全体写真撮影
- - 安全対策:ネット設置、専門教官による指導
Fujitakaドローンパイロットスクールについて
Fujitakaでは、京都府南丹市において国家資格取得を目的としたドローンスクールを開講しています。学割制度があり、在学証明書を提示することで入学金が免除されるコースも用意されています。詳細については公式サイトにて確認できます。
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