子どもの好奇心を引き出す新おもちゃ展が開催されます！

1歳の好奇心をテーマにした特別展開催

2025年10月19日から26日まで、東京都世田谷区のHOME/WORK VILLAGEにて、乳幼児玩具メーカーであるピープル株式会社が主催する「(1歳の好奇心）への好奇心」展が開催されます。この展示会では、1歳児のために開発されたおもちゃの背後にある秘密や、その製作過程を初めて公開します。特に注目は、40年の歴史を持つ「いたずら1歳やりたい放題®」や、世界中の1歳児を観察して生まれた「1curiosity®(ワンキュリオシティ）」シリーズについてです。

ピープル株式会社の歴史と理念

ピープル株式会社は、1982年に玩具事業を開始して以来、「子ども観察」に基づいたおもちゃ開発を行ってきました。特に、子どもたちが自然に遊びながら学ぶ姿に注目し、その好奇心を引き出すことを目的としています。これまでに蓄積した知識や経験をもとに、最適なおもちゃを提案してきた結果、保護者や保育士からの高い評価を受けているのです。

世界の1歳への観察から学んだこと

同社は「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい」という理念のもと、日本国内だけでなく、世界19カ国の家庭を訪れ、1歳児の生活や遊び方を観察しました。このプロセスを通じて、国や文化を超えた普遍的な遊びの姿や好奇心を発見しました。これに基づいて開発された「1curiosity®」シリーズは、国際的な評価も獲得しています。

展示内容と来場者への特典

展示会では、以下のような内容が用意されています。特に、ライブラリー1では世界の1歳の好奇心がテーマになっており、各国の1歳児がどのように遊んでいるかを観察した記録を展示します。また、ライブラリー2では、1歳向けに意図的に制作された試作品の体験コーナーもあります。来場者は、実際に手に取って遊んでみることで、1歳児の反応や好奇心を感じることができるでしょう。

さらに、特別公開授業も予定されており、コグニティブデザイナーの菅俊一氏を講師に迎え、好奇心をテーマにした授業を行います。これは、10月22日(水)に開催され、参加料金は無料ですが、事前予約が推奨されています。

イベント参加方法

展示会は11:15から17:00まで開催され、初日の19日を除いて、入場は16:30までとなっています。入場料は1,000円で、高校生以下は無料です。お子さまを同伴しての入場も可能ですが、遊びの体験コーナーは設けていない点に注意が必要です。また、来場予定の方は混雑が予想されるため、Peatixでの事前予約が強く推奨されています。

この展示会は、ピープルがどのようにして子どもたちの心を捉えるおもちゃを開発してきたのか、その裏側に触れられる貴重な機会です。ぜひ、自分自身の目で確かめ、子どもたちと一緒に楽しんでいただきたいと思います。