東葉高速鉄道が新たにポップアップストア支援プラットフォームを採用
千葉県八千代市に本社を置く東葉高速鉄道株式会社が、株式会社カウンターワークスが提供する「ショップカウンター」というポップアップストア支援プラットフォームを導入することが決定しました。この新しい取り組みにより、駅内スペースの利用促進が期待されています。
東葉高速鉄道とその背景
東葉高速鉄道は、東京メトロ東西線と直通運転を行う鉄道路線で、西船橋と東葉勝田台を結ぶ全長16.2kmの路線を運営しています。毎日約15.5万人がこの路線を利用しており、通勤や通学の重要なインフラとして広く認知されています。しかし、同社は出店希望者に対して情報提供に課題を抱えており、申込方法の認知が不足していました。
これまで、駅施設内のスペースを活用した催事の受付は行われていたものの、出店希望者に必要な情報が十分に提供されていませんでした。特に、出店可能な駅情報や申込方法にたどり着くまでのハードルが高く、新規出店を促す上での障壁となっていました。
ショップカウンター導入の意義
「ショップカウンター」の導入により、東葉高速鉄道は出店希望者にとってよりアクセスしやすい環境を整備することができます。このプラットフォームでは、八千代緑が丘駅を含む8駅10スペースが掲載され、登録されている約8万人のテナントへのアプローチが可能となります。これにより、駅内の遊休スペースを効果的に活用できる新たな機会が生まれるのです。
東葉高速鉄道の総務部開発営業課の上山氏は「ショップカウンターを導入することで、多くの事業者様に効率的に情報を届けられる」と述べ、インターネット上の見やすい情報ページの整備により、新規出店の機会を大いに広げられることへの期待を示しました。これにより利用するお客様にとっても、駅が賑わいを増すことで、駅自体の価値が高まる好循環が生まれると考えています。
ショップカウンターの特徴
「ショップカウンター」は、ポップアップストアや催事、展示会などの出店場所をオンラインで予約できるプラットフォームです。ショッピングセンターやスーパーマーケット、百貨店や駅ナカ、オフィスビルなど多様な商業スペースが検索可能で、2025年には約8万人のテナントが利用しています。
また、カウンターワークスは、様々な商業不動産のスペースオーナーに向けてイベントを通じた活性化の機会を提供し、収益性の高い事業運営を支援しています。
まとめ
今回の「ショップカウンター」の導入により、東葉高速鉄道は出店者に対する利便性を向上させ、駅内施設をフル活用する取り組みを推進します。今後もこのプラットフォームを通じて、より多くの事業者が新たな販路として利用することが期待されます。興味のある方は、ぜひショップカウンターを訪れてみてください。