デンソークリエイトの新AIエージェント "DC Agentiqs" V1.2の登場
2026年9月4日、デンソークリエイトが新たにAIエージェントプラットフォーム「DC Agentiqs」のバージョンV1.2を発表しました。この新しいプラットフォームは、ソフトウェア開発におけるAIの活用をさらに進化させるために設計されています。新機能を試すことができる無料評価版も同時に提供され、開発者やエンジニアが最先端の技術を体験できる機会が広がっています。
DC Agentiqs とは?
DC Agentiqsは、ソフトウェア開発プロセス全体を支援するAIエージェントの基盤です。従来のAI活用には、現場特有の環境やプロセス、ツールに十分に対応できていないという課題がありました。また、AIの成果物には一貫性のない場合が多く、実際の業務に活用することが難しいという問題も存在しました。DC Agentiqsは、これらの課題を克服するために開発され、要求定義から設計、実装、レビュー、テストに至るまで、一貫してサポートすることを目指しています。
このプラットフォームは、開発現場の多様な成果物やプロセスを尊重しつつ、ソフトウェア開発全般でAIを効果的に活用することができるように設計されています。また、特に注目すべきは、AIエージェントをノーコードで生成できる点であり、専門知識がないユーザーでも手軽にAI環境を構築できるのが魅力です。
V1.2の新機能
新バージョンのV1.2では、組織内の知識や設計資産を活用し、個人に頼るだけでなくチーム全体がこれを再利用できるように改善されました。これにより、特定の業務に直結した「Agent Skills」をAIエージェントに提供し、各プロジェクトの設計ルールやレビュー基準、熟練者からの手続きなどをAIエージェントが利用できるようになりました。
また、ExcelやPDFのファイルをAIが処理可能な形式に変換し、設計資産を具体的な業務に適用する支援も行います。加えて、デンソークリエイトが提供するソフトウェア設計ツール「Next Design」を対象とした「Next Design AIツールキット」も新たに導入され、AIエージェントと連携した効率的な設計環境の整備が行えます。
継続的なAI活用支援機能
さらに、V1.2では運用時の機能も強化されています。ワークフローの自動実行やバージョン管理、デバッグ機能の拡充を通じて、業務の運営と改善を支える新たな機能を提供しています。特に、Azure OpenAIやMicrosoft Foundryへの接続機能も備えており、企業がAIを安全に活用できるよう設計されています。
価格と動作環境
「DC Agentiqs V1.2」の利用は、Standard Editionが年間36,000円(税込39,600円)から、Professional Editionが54,000円(税込59,400円)からとなっています。Windows 11が動作環境として推奨されています。詳細は公式ウェブサイトを参照することができます。
会社情報
デンソークリエイトは、完全出資の親会社デンソーが100%所有するソフトウェア開発企業です。設立以来、工数を基盤とした現場改善の活動を20年以上にわたり続けており、この経験を基にした製品は、製造業から事務部門、さらにはシェアードサービス業界にも広く受け入れられています。
- - 会社名:株式会社デンソークリエイト
- - 所在地:愛知県名古屋市中区錦2丁目14番19号 名古屋伏見Kスクエア
- - 代表者:宮川 英明
- - 設立:1991年2月14日
- - 資本金:9,500万円
- - ウェブサイト:デンソークリエイト公式サイト