二松学舎大学附属柏高等学校が快挙
千葉県柏市に位置する二松学舎大学附属柏高等学校の生徒たちが、2025年2月23日に開催された「クエストカップ2025全国大会」にて進路探究部門(ロールモデル)でグランプリを受賞しました。この大会は、高校生および中学生が教育と探求のプログラムを通じて学びの成果を発表する場として注目されています。
受賞チームとそのプレゼンテーション内容
特に注目すべきは、1年1組の生徒4名が組んだチーム「team.Butterfly」です。出場メンバーは、岩佐柚那さん、何敏嘉さん、嶌田結良さん、山口ヌハさんで、彼らの作品タイトルは「紋白蝶を世界へ」です。
このプレゼンテーションでは、戦後復興期に活躍したデザイナー森英恵さんの生涯に焦点を当て、彼女の足跡を通じて現代を生きる自分たちが何を学び、どのように行動すべきかを深く考察しました。特に、グローバル化が進む今日の社会において、時代が変わっても変わらない「志」や「行動力」、そして個々の「個性」をいかに発揮するかというテーマが浮き彫りになりました。
採点基準と評価
大会の審査は、「読解力」「構成力」「表現力」「独創性」「探究力」を基準に行われ、team.Butterflyはその中でも「現代の私たちに引き寄せた内容と表現力」が高く評価されました。予選には33都道府県から合計5,600件の応募があり、進路探究部門は特に注目されるカテゴリーでありました。
中学校からの「探究」学びの継続
二松学舎大学附属柏中学校・高校では、探究学習を重要な教育理念として掲げており、下級生からその土台を築いてきました。今回の受賞は、長年の教育方針が実を結んだ結果と言えるでしょう。生徒たちは学びを通じて、他者と協働し、時には周囲を巻き込む力を身に着けています。
未来への展望
「クエストカップ2025」を通じて、受賞生徒たちは新たな学びの扉を開きました。今後も彼らがどのように成長し、社会に貢献していくのか、非常に楽しみです。同大会は、教育と探求の重要性を再認識させる場として、毎年多くの学生にとってのインスピレーションの源となっています。
この受賞を通じて、二松学舎大学附属柏高等学校はますますその名を広め、さらに多くの学生に希望を与える存在となることでしょう。この高校の教育理念や、探究に対する取り組みが今後も注目され続けることを期待しています。
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