日本酒リキュール「Shu Shu Shu Shu」誕生の背景
群馬県みどり市の伝統ある酒蔵、近藤酒造が、株式会社オープンハウスグループと協力し、地域の魅力をさらに引き出すために新たな日本酒リキュールを開発しました。この商品は、普段から日本酒を飲まない方々にもその魅力を伝えることを目的としています。
商品概要
リキュールは、近藤酒造の若手女性蔵人たちが手がけたもので、群馬県桐生市産のお米を使用した甘口の純米吟醸酒をベースにして、梅、柚子、ブルーベリーの風味を加えた計4本セットで展開されます。「Shu Shu Shu Shu」という商品名がつけられ、2024年10月7日(月)から300セット限定で販売が開始されます。
- - 商品名: Shu Shu Shu Shu
- - 品目: 日本酒および日本酒ベースのリキュール3種類
- - 容量: 1本150ml x 4本(日本酒、梅・柚子・ブルーベリーリキュール)
- - 販売数量: 300セット
- - 価格: 6,000円(消費税込み)
- - 販売場所: 近藤酒造オンラインショップ及び近藤酒造本社
開発の目的
近藤酒造とオープンハウスグループは、酒類消費が減少している中で、特に20代から30代の若い女性をターゲットにしたリキュール開発に挑戦しました。近年の日本酒消費量の減少を鑑み、リキュール市場の成長に目を向けることで、もっと多くの人々に日本酒の魅力を感じてもらうことを狙っています。
日本酒の特徴
「Shu Shu Shu Shu」に使用される日本酒は、群馬県桐生市産の「五百万石」という品種の米から作られています。味わいは華やかで、フルーティーな香りに仕上がっており、日本酒に親しみのない方々でも飲みやすいよう工夫が施されています。
リキュールの詳細
- - 梅リキュール: 群馬県高崎市産「白加賀梅」を使用しており、酸味と甘みのバランスが特徴です。トロっとした口当たりで、ロックで楽しむのがおすすめです。
- - 柚子リキュール: 群馬県産の柚子を用い、苦味を残したさわやかな香りが引き立つ仕上がりです。ソーダ割りが相性抜群です。
- - ブルーベリーリキュール: みどり市産のブルーベリーをふんだんに使い、果実感が満載のリキュールで、ロックなどで楽しむことができます。
開発を担った若手の蔵人たち
このプロジェクトは、近藤酒造の若手蔵人である杉山嘉さんと、オープンハウスグループの松岡由佳さんが中心となって進めました。彼女たちは、特に若い世代に向けて日本酒の楽しさを伝えるべく、リキュールの企画から名称、デザインに至るまで手掛けました。
杉山さんは、酒造りに対する情熱を持つ蔵人で、松岡さんは様々な市場分析を行い、その結果を商品開発に活かしました。二人の思いは、「このリキュールを通じて、日本酒がもっと身近になること」です。
今後の展開
近藤酒造は、今後も女性向けの商品開発や持続可能な酒造りを続ける姿勢を崩さず、地域の魅力を発信し続けるとしています。リキュールは新たな日本酒の楽しみ方を提供し、多くの人々がその魅力を再発見するきっかけになることが期待されています。
この地域的な取り組みは、今後の日本酒市場において新たな風を吹き込むことでしょう。興味のある方は、ぜひ販売開始日をチェックし、限定商品を手に取ってその風味を体験してみてください。