ロイヤルパークホテルの総料理長を務める松山昌樹氏が、厚生労働省から「卓越した技能者(現代の名工)」の栄誉ある称号を授与されました。この称号は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者に贈られるもので、松山氏は西洋料理調理人として、長年にわたる研鑽と実績が評価された結果といえます。
松山氏は、数々の料理コンクールで優勝を果たすなど、卓越した技術を有する料理人として知られています。特に、2001年のフランス料理アカデミー主催の世界大会「Le Trophée International de Cuisine et Pâtisserie 2001」では総合優勝を収め、その高い実力を世界に示しました。また、在外公館においても料理長を務め、外交に貢献した経験も持ち合わせています。
ホテルの総料理長として、各レストランや宴会・婚礼部門を統括し、料理全体の監督に従事しています。安心・安全を考慮した料理の品質向上、新たなメニューの考案など、商品開発にも積極的に取り組んでいます。さらに、料理協会活動や調理師学校での実習や講師を担当するなど、食育推進にも積極的に尽力し、後進の指導育成にも力を注いでいます。
松山氏は「料理とは、美味しいこと、華やかな盛り付け、演出、様々な技法、豪華な食材など、料理人のこだわりや世界観はもちろん大切ですが、召し上がった方々の心まで満たすことができるような一皿をご提供したいと考えております。」とコメントしています。
今後も、フランス食材を学び、その可能性を広げる努力を続けながら、後進の育成に尽力していくとのことです。
ロイヤルパークホテルは、松山氏をはじめ、今後も人材のさらなる技能向上に努め、お客様に愛され続けるホテルを目指していくとしています。