バリ島でのSDGsスタディツアーの魅力
2025年8月29日から9月3日まで、バリ島で開催された「SDGsスタディツアー」は、日本とバリの文化が交わる素晴らしい機会となりました。このイベントのハイライトは、8月31日にタバナン県のクランビタン宮殿で実施された「NIPPON祭り」です。ここには日本からの参加者43名と現地の村人約200名が集まり、感動的な文化交流が展開されました。
交流の始まり
ツアーの初日、参加者たちは現地の小学校を訪れ、遊びを通じて交流を深めました。「けん玉」や「折り紙」、さらには日本のアニメの歌を使ったお絵描き歌などを通じて、初めての体験に目を輝かせるバリの子どもたちの姿が印象的でした。ゲームと文化の力によって、言葉の壁を越えた一体感が生まれ、心温まる交流が展開されました。
NIPPON祭りの華やかさ
8月31日の「NIPPON祭り」では、日本のパフォーマンスが繰り広げられました。書道アートや歌、マジックショーに加えて、日本からの参加者による着物ショーも行われました。イベントのクライマックスには、全員が一体となって力強い「ソーラン節」を踊り、宮殿前庭を歓声で包みました。
また、バリからは優雅なバリ舞踊や地域伝承の「TEKTEKAN SENDRATARI」が披露され、日本の参加者たちを圧倒。互いの文化が交錯することで、生まれた感動の場は国境を越えた友情の証となりました。夜空の下、共に歌い踊った時間は、平和と友情のシンボルとして記憶に残ることでしょう。
夢のサッカー交流
9月1日には、元日本代表の森山泰行氏が地元のジュニアサッカーチームと交流しました。憧れの選手と同じフィールドで練習できることに、子どもたちの顔は真剣そのもので、全力でプレーしました。森山氏からの「夢は努力を重ねれば必ず実現する」というメッセージに、彼らは感動し、将来のプロ選手を目指す意欲を新たにしました。
障害のある子どもたちとの交流
ツアーの最後には、タバナン県の難聴学校を訪問し、障害を持つ子どもたちとの貴重な交流がありました。絵を描いたり遊んだりする中で互いに笑い合う時間は、どんな障害をも超えた友情の体現でした。この貴重な経験を通じて、ただの文化交流ではなく、心つながる瞬間を共有する重要性を再認識しました。
SDGsの未来へ向けて
デンパサールのWARMADEWA UNIVERSITYでの学生同士の交流では、教育や環境、平和について活発な意見交換が行われ、最終的には「平和アクション宣言」を共同で発表しました。この宣言は、今後の国際会議に向けて発信される予定です。このように、ICAは「文化と平和の融合」という理念をもとに、次回は2026年にケニア・マサイ族のコミュニティでの開催を予定しています。
未来へつなぐメッセージ
ICAのメッセージは力強く、文化交流は国境を越えて夢をつなぐ力があるということです。バリ島の子どもたちの「夢への挑戦」と、学生たちの「平和アクション宣言」は、次回の舞台であるアフリカへと受け継がれ、未来の若者たちが友情と希望を世界へ広める力となるでしょう。このスタディツアーは、国際交流を超えた、次世代の平和に向かう大きなムーブメントを生み出すものです。