音楽がもたらす健康への恩恵、みぞぐちクリニックの新たな取り組み

音楽がもたらす健康への恩恵、みぞぐちクリニックの新たな取り組み



東京都中央区八重洲に位置する医療法人「回生会みぞぐちクリニック」は、最近の食事トレンド「低糖質・高タンパク」に注目し、これを20年以上前から闘病治療に取り入れてきました。このクリニックは、3000以上の医療機関で導入されているオーソモレキュラー栄養療法の中心的な役割を果たしており、院長の溝口徹氏は30冊以上の著書を精力的に執筆し、うつ、自律神経失調症、発達障害など多岐にわたる治療に貢献しています。

音楽による自律神経の調整



令和6年12月10日から、みぞぐちクリニックでは新たに、リラクゼーションだけでなく、積極的に自律神経の調整を図るため、音楽家・高谷秀司氏の楽曲をBGMとして導入することを決定しました。高谷氏はギタリストであり和琴奏者であり、教育者としても活躍しています。東京都内の小中学校での道徳教育において、いじめや自殺防止を目的としたカリキュラムを提供し、音楽を通して健全な心身の成長に最適な食事の重要性を教えています。この道徳授業に感銘を受けた溝口院長は、高谷氏の音楽をクリニックに取り入れることを決めたのです。

近年、音楽が心身の健康に与える影響に関する研究が進んでおり、特に自律神経の調整において音楽が重要な役割を果たすことが多く報告されています。自律神経は主に交感神経と副交感神経から構成され、身体のストレス反応や感情調整に関与しています。音楽がもたらすリラックス効果や穏やかな気持ちを促進する力を利用し、クリニックでは食事と音楽の両方で患者様の健康をサポートしようとしています。

高谷秀司氏のプロフィール



高谷秀司氏は1956年大阪生まれの和琴奏者、ギタリスト、作曲家、教育者であり、2002年には「ソウルメイツ」を結成し、ヨーロッパやアメリカをツアーするなど国際的に活躍しています。彼はシドニーオペラハウスでの「ジャパンフェスティバル」やフランスの音楽祭などに出演。アルバム制作も手掛け、人間国宝・山本邦山氏との共作など、ジャンルを問わず多様な音楽活動を展開しています。彼の楽曲は医療の現場でも評価され、リラクゼーションや集中力向上に効果をあげています。

主な活動には、日本薬物対策協会のテーマソング制作や自殺防止国民運動におけるテーマソングの提供、特別道徳授業の開催などがあります。これらの活動を通じて、音楽が持つ力を最大限に引き出し、健全な社会作りに寄与し続けています。

みぞぐちクリニックの使命



みぞぐちクリニックは2003年に日本初の栄養療法専門クリニックとして開院しました。以来、精神疾患や自律神経失調症だけでなく、発達障害や不妊、難病、アレルギーなど様々な症状に取り組んできました。これまでの症例数は20,000件を超え、質の高い治療を求めて国内外から多くの患者様が訪れています。

音楽療法を新たに取り入れることで、みぞぐちクリニックはさらなる地域医療への貢献を目指しています。心と身体の調和を実現する環境づくりに邁進するこのクリニックに、今後も大いに注目が集まることでしょう。

会社情報

会社名
医療法人回生會みぞぐちクリニック
住所
東京都中央区八重洲1-4-10八重洲仲通りビル11階
電話番号
03-6910-3847

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