ソレノイドコンテスト
2015-02-18 20:28:30
第2回タカハソレノイドコンテスト:独創的な22作品が競演!
第2回タカハソレノイドコンテスト:想像力と技術の競演
2015年2月、福岡県飯塚市のタカハ機工株式会社で開催された第2回タカハソレノイドコンテスト。第1回に続き、今回も独創性に富んだ22作品が集まり、熱い戦いが繰り広げられました。
様々なアイデアが詰まった作品たち
参加作品は、そのアイデアの斬新さと技術力の高さに審査員も驚嘆。ゴマ塩を胡麻と塩に自動で分別するマシンや、テーブルの下から箸置きが自動で出てくる便利グッズ、PCの自動保存ユニットなど、実用的なものから、指鉄砲や自動演奏楽器といった遊び心満載の作品まで、そのバラエティは多岐に渡りました。なかには、生理学試験装置といった高度な技術を要する作品も。これらの作品は、単なるアイデアにとどまらず、メーカーの新製品開発にも繋がるヒントとなる可能性を秘めています。動画サイトで作品の詳細を確認できますので、ぜひご覧ください。
審査員長と豪華ゲストの参加
審査員長を務めたのは、ソレノイドなどの電気部品を用いたアーティスト活動で知られる土佐信道氏(明和電機代表取締役社長)。氏の鋭い視点と、長年の経験に基づいた評価は、参加者にとって大きな励みとなりました。さらに、今年からソレコン番外編として、技術系マンガ家見ル野栄司氏も自作のソレノイド作品を出展。氏の参加は、多くのモノづくりファンを会場に集めました。
ライブ配信と今後の展開
2月20日に行われた審査会は、e-ZUKA Tech Studioの協力のもと、USTREAMでライブ配信されました。これにより、会場に来場できなかった人々も、コンテストの熱気をリアルタイムで体感することができました。これは、本コンテストが、単なる企業イベントではなく、広く社会に開かれたものへと進化していることを示しています。
各賞の発表は2月23日にタカハ機工のホームページにて公開。優秀作品はクラウドファンディングを活用した商品化への道も用意されており、受賞者にとって大きなチャンスとなっています。
ソレノイドの可能性
「ソレノイド」は、自動車、自動販売機、ATM、ドアの自動ロックなど、私たちの生活に欠かせない多くの製品に使われているモーターのような駆動部品です。近年では、ロボットコンテストなどでも多く活用されています。タカハ機工は、長年に渡りソレノイドの製造販売を行い、メーカー直販サイトも運営。64機種262製品を国内外に販売し、趣味の工作から産業用途まで幅広く対応しています。
コンテスト開催の背景
タカハ機工には、ユーザーから多くの趣味の発明品に関する情報が寄せられるようになり、その熱意に応える形で、このコンテストが開催されました。本コンテストは、ソレノイドの可能性を再発見し、新たな技術革新を促す、貴重な機会となっています。
まとめ
第2回タカハソレノイドコンテストは、参加者たちの創意工夫と熱意、そしてソレノイドの可能性を改めて示す素晴らしいイベントとなりました。今後、このコンテストがさらに発展し、多くの技術者や発明家にとって、刺激と成長の場となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
タカハ機工株式会社
- 住所
- 福岡県飯塚市有安958-9
- 電話番号
-
0948-82-3222