対馬市が海ごみ問題解決に向けてアートプロジェクトを始動
2023年10月15日、長崎県対馬市と株式会社トラストバンクが共同で、海ごみ問題を解決するための「Ocean Good Art」プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF®)を通じて、350万円の資金調達を目指すものです。
背景:深刻な海ごみ問題
対馬は日本の国境離島であり、美しい自然環境が広がっている一方、海ごみの漂着が深刻な問題となっています。毎年、約4万立方メートルの海ごみがこの地域に漂着しており、その7割が海外から流入しているという状況です。市は毎年約2.8億円を海ごみの回収に投入していますが、実際には3割程度しか処理できていないのが現実です。
Ocean Good Artプロジェクトの意義
このような背景から、対馬市では「Ocean Good Art」プロジェクトを立ち上げ、アートを通じて海ごみ問題に関する啓発を行い、同時に回収活動も行う仕組みを構築しています。アートの力を借りて地域社会や外部の支援を呼びかけ、美しい海岸を守るための行動を促進することが目的です。
資金の使い道
プロジェクトに集まった寄付金は、次のような分野に使われます:
- - Ocean Good Art 運営費用:プロジェクトの事務局の運営やアート作品の制作、Webサイトの管理など。
- - 海ごみの回収・処理費用:目標金額を超えた場合は、漂着した海ごみの回収・処理にも使われます。この資金の運用によって、地域内外の協力を得て美しい海岸を持続的に保全できます。
寄付の呼びかけ
対馬市の市長、比田勝尚喜氏は、これまで行ってきた海ごみ問題への取り組みに感謝しつつも、情報発信の重要性を強調しました。「Ocean Good Art」プロジェクトが多くの支持を得ることに期待を寄せており、皆様の寄付によってこのプロジェクトが成功することを願っています。
プロジェクト詳細
プロジェクト名
「2025年版 日本一海ごみが流れ着く対馬の海を守りたい! Ocean Good Art」
寄付受付サイト
ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング®」
募集期間
2025年10月15日〜2026年1月12日
目標金額
350万円
その他の協働事業
株式会社ヤマップとの協働により、登山者やアウトドア愛好者向けに海ごみ問題の情報発信を行い、幅広い関心を集めることを目指します。
■ まとめ
対馬市は美しい自然環境を有し、海洋環境保全に取り組んでいます。「Ocean Good Art」プロジェクトは、地域住民、訪問者、支援者が共に手を組み、持続可能な地域社会を築くための大きなステップとなることが期待されています。皆様のご支援が必要です!