医療情報連携強化
2025-08-28 13:41:29

レスコとシェアメディカルが医療情報連携を強化!新たな成果を期待

医療業界に新風!レスコとシェアメディカルの連携



広島県広島市に本社を置くレスコと、東京都千代田区に本社を構えるシェアメディカルは、精神科病院向けの医療情報クラウド「Warokuホスピタルカルテ」と、医療用チャットサービス「メディラインワークプレイス」のAPI連携を2025年8月28日より開始することを発表しました。この連携は、医療現場における情報共有の効率化を目指し、さらなる業務効率や医療サービスの質の向上を図る重要なステップです。

「Warokuホスピタルカルテ」の概要


レスコの「Warokuホスピタルカルテ」は、精神科病院の診療を支援するために設計されたクラウド型システムです。従来の電子カルテの機能に加え、標準コード及びAPI連携に対応しており、スムーズな情報共有が可能です。紙のカルテや伝票の電子化を超え、統合的な医療情報の管理をさせることを目的としています。

「メディラインワークプレイス」の特長


一方、シェアメディカルが提供する「メディラインワークプレイス」は、医療や介護分野でのコミュニケーションの断片化や情報格差を解消するために開発されたチャットサービスです。これにより、医療従事者同士が安全かつ迅速に情報を共有できる環境が整えられています。

API連携によるメリット


今回のAPI連携により、利用者は「Warokuホスピタルカルテ」の画面上から直接「メディラインワークプレイス」のチャット機能にアクセスできるようになります。これにより、患者情報を見ながらリアルタイムでの多職種間の連携が実現し、業務の効率化が期待されます。具体的な利点としては、アプリケーションの切り替えが不要になり、医療従事者の負担が軽減される点が挙げられます。また、緊急時における情報共有や相談が迅速に行えるため、より正確な意思決定が可能になります。

これからの課題と展望


今後もレスコとシェアメディカルは、「メディラインワークプレイス」のスケジュール管理機能を「Warokuホスピタルカルテ」に追加するなど、サービスの拡充を進めていく方針です。少子高齢化や医療機関の経営危機が懸念される中、医療DXの推進はますます重要になります。この連携によって、業務効率化と医療サービスの質の向上が同時に実現し、持続可能な医療体制の確立に寄与することが期待されます。

まとめ


レスコとシェアメディカルが手を組むことで、精神科医療における情報連携が飛躍的に向上することが見込まれています。医療の質を向上させるためのITの活用が進む中、とても期待される取り組みと言えるでしょう。今後もさらなる発展に注目し、患者のケアがより一層充実することを願っています。


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会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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