徳島の誇り、藍とマンマローザが初のコラボ商品を発表

徳島の誇り、藍とマンマローザの初コラボ商品

2024年8月7日から、徳島の伝統産業「藍」と人気洋菓子「マンマローザ」が初めてコラボレーションした商品を販売開始します。このコラボレーションは、株式会社イルローザと株式会社ボンアームが手を組んだもので、両社の強みと徳島県の魅力を融合させた逸品です。

コラボの背景

「マンマローザ」を展開する株式会社イルローザは、1976年から徳島で洋菓子を製造してきた老舗です。特に「徳島酪菓マンマローザ」は県民に広く愛されており、地域の誇りと言えるお菓子の一つです。一方、株式会社ボンアームは「藍」を衣食住の観点から捉え、その伝統文化と食普及を目指しています。

藍に関連する商品の開発に取り組む中で、両社は「食」と「徳島」という共通するテーマに基づき、初めてのコラボレーションを実現しました。

阿波藍とは

「食用藍」は、かつての阿波国で生活の一部として親しまれてきました。栄養価が高く、健康維持に役立つとして注目を集めています。コロナ禍を経験した今、より一層健康管理の重要性が増し、食用藍は新たな健康食材として再評価されています。ボンアームは自社農園での藍の生産とともに、ハーブティーやキャンディなど多様な商品の開発を行っています。藍の持つ機能性により、「日本のスーパーフード」としての期待も高まっています。

藍マンマローザの魅力

「藍マンマローザ」は、麺生地に徳島県産の藍乾燥粉末を使用し、藍の葉をイメージした形に焼き上げられたお菓子です。中の餡はミルク味をベースにしており、ヨーグルトを加えることでさっぱりとした爽やかな甘さを楽しむことができます。この商品は、食の安全性を重視した認証機関「ナチュラル＆ミネラル食品アドバイス協会」にも認証された第一号商品のため、安心して食べられます。

また、外装は徳島県の偉人「東洲斎写楽」をモチーフにし、個包装にはメッセージを書くスペースを設けています。お祝いや感謝の気持ちを伝える用途にもぴったりです。