明石市立文化博物館の新たな試み、MUSEUM PLAYER!養成講座2024受講生を募集中

博物館が新たな才能を育む：MUSEUM PLAYER!養成講座2024

明石市立文化博物館が新たに"MUSEUM PLAYER!養成講座2024"を開催し、次世代の学芸員や博物館に興味を持つ人々の受講生を募っています。この講座は、博物館の魅力を体験するだけでなく、実践的な学びを深めることを目的としています。

講座の概要

講座は全6回にわたり、1月から3月までの開催予定です。内容は座学と実習を組み合わせており、博物館の運営や資料調査、展示制作に関わる多岐にわたるテーマが網羅されています。各回の詳細は以下の通りです。

1. 1月11日（土）14:00～15:30
「ガイダンス－博物館施設案内と職員の紹介－」
- 講座の初回では博物館の役割やスタッフの紹介が行われ、参加者同士の交流も図れます。

2. 1月18日（土）14:00～15:30
「博物館資料と展示の背景－展示をする・される・みる－」
- 博物館の展示がどのように構成されるのかを学び、背後にある意義や目的について考察します。

3. 2月8日（土）14:00～15:30
「博物館の資料調査－資料を調べ記録する－」
- 京都芸術大学の専任講師、溝邊悠介さんをゲストに迎え、資料調査の手法を学びます。

4. 2月22日（土）14:00～15:30
「博物館の情報伝達－さまざまな方に伝える－」
- 特別支援学校の教諭を招き、情報の伝達方法についてのワークショップを行います。

5. 3月8日（土）14:00～15:30
「博物館の学びとコミュニケーション－思考のための問い作り－」
- 思考を深めるための問いの作成について、参加者同士でディスカッションします。

6. 3月29日（土）14:00～15:30
「修了式・次年度にむけて」
- 講座の締めくくりとして、これからの活動についての相談や修了証の授与を行います。

コーディネーター紹介

この講座のコーディネーターを務めるのは、博士（教育学）の佐藤優香さん。東京大学大学院情報学環の客員研究員やさまざまな大学で非常勤講師を務めており、博物館教育の専門家です。彼女が手がけた企画は、数々の賞を受賞しており、特に子どもたちを対象とした体験型の展示に力を入れています。

参加条件と申込方法

費用は1回あたり500円、できる限り全6回の講座に参加できる方、MUSEUM PLAYER!としての活動に興味がある方が対象です。申込はフォームまたは郵送で可能で、応募締切は12月25日（水）の9:00まで。選考結果は12月26日（木）以降に通知されます。申込時には、名前や住所、電話番号、年齢、志望動機などを記載する必要があります。

また、手話や要約筆記者の派遣も対応可能ですので、希望される方はその旨をお知らせください。