SIIFとUNIVAが新たな協力体制を構築
2023年、一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)と一般社団法人UNIVAは、新たに包括連携協定を締結しました。この協定は、地域社会における価値共創を促進し、社会システムの変革に貢献することを目的としています。
協定締結の背景
SIIFは、「性別や居住地による不平等を解消し、人々が自身の働き方を選択できる社会」を目指し、ジェンダーギャップをはじめとする多様な社会課題への対応に力を入れてきました。これに対し、UNIVAは人口減少に直面する地域での価値共創モデルを構築し、インクルーシブ教育を通じて学校や自治体との連携を進めています。両者は、現場からの実践知を社会システムへと効果的に翻訳することが重要であるとの認識を共有しており、この連携に至りました。
協定の内容
この包括連携協定は、具体的な事業の実施や資金提供を即時に行うものではなく、長期的な協力を促進するための枠組みを形成しています。主な連携内容は以下の通りです。
- - 共同でのプログラムやプロジェクトの企画・実施・評価: 地域における価値共創や機会格差の解消を目的とした様々な取り組みを共同で行います。
- - 現場での相互関与: 学校、地域、企業、自治体などとの視察や研修を通じ、各現場での実践を深めることを目指します。
- - データやナラティブの共有: 現場から得られる知識や経験を整理し、政策提言や情報発信に活用します。
- - 人材交流: 職員やメンバーの相互研修やコミュニティを形成し、共同で学ぶ場をつくります。
目指す社会の在り方
本連携の特徴は、「教育や地域を起点」にして、家庭や企業、さらに制度・政策へとつながる変革の流れを創造することです。これにより、世代や分野を超えた持続的な変化を促進することを目指しています。特に、ジェンダー問題や多様性に関する課題については、家庭や学校の段階から介入し、実践を制度に変換するモデルを構築することが重要な焦点とされます。
今後の展開
協定が締結された後、双方は互いの現場を訪れ、理解を深めながら具体的な協働テーマを洗い出していく予定です。このプロセスを通じて、それぞれが持つ知識やネットワークを最大限に活かし、地域に根ざした実践と政策を橋渡ししていくことで、共生共創を実現する社会を築くための努力を重ねていくのです。
この大きな一歩は、組織が持つそれぞれの強みを結集し、地域社会における持続可能な価値創造を進める新たな未来を切り拓くことにつながります。SIIFとUNIVAの協力が、これからも多くの人々に希望を与える活動に発展することを期待しています。