雄勝町の壁画NFT
2023-03-28 12:46:47

巨大防潮堤に描かれる壁画NFT、宮城・雄勝町で販売開始!

巨大防潮堤が美術館に?宮城県雄勝町の革新的アートプロジェクト



2011年の東日本大震災後、宮城県石巻市雄勝町の海岸線には、高さ最大10m、全長約3.5kmにも及ぶ巨大な防潮堤が建設されました。この防潮堤をキャンバスに見立て、巨大壁画を描き続けるアートプロジェクト「海岸線の美術館」をご存知でしょうか?

このプロジェクトは、津波から町を守る防潮堤という機能性に加え、美しい景観を遮ってしまうという負の側面も持つ防潮堤に、新たな魅力を与える試みです。アーティスト・安井鷹之介氏の手による力強い壁画は、防潮堤に新たな命を吹き込み、雄勝町の復興と再生を象徴する存在となっています。

壁画をNFT化!新しい支援の形



「海岸線の美術館」では、この巨大壁画を構成するパネル1つ1つをNFTとして販売する画期的な取り組みを実施しています。60cm×120cmのパネルを1単位とし、「1カベパトロン」としてNFTを購入することで、プロジェクトを支援できる仕組みです。

NFTを購入した方には、デジタル証明書であるNFTに加え、物理的なパトロン証明書も発行されます。さらに、オンラインコミュニティへの参加権や、美術館ウェブサイトへの名前掲載など、さまざまな特典が用意されています。

これは単なる資金調達手段ではなく、アートと地域社会、そしてデジタルテクノロジーが融合した、新しいパトロンシップの形と言えるでしょう。NFTを通じて、雄勝町の復興を支援し、地域と一体となった活動に参加できます。

安井鷹之介氏の力強い作品



現在NFT化されているのは、安井鷹之介氏による2作品、「THEORIA|テオリア」と「A Fisherman|漁師」です。「THEORIA|テオリア」は高さ7.5m×幅54.6mの壮大な作品で、528のパネルから構成されています。「A Fisherman|漁師」は高さ7.5m×幅6.6mの作品で、60のパネルで構成されています。

安井氏の作品は、その独特のタッチと力強さで知られています。巨大な防潮堤という非日常的な空間で、これらの作品が織りなす風景は、見る者の心を深く揺さぶるでしょう。

未来への希望を繋ぐ、持続可能な取り組み



「海岸線の美術館」は、単なるアートプロジェクトではありません。それは、地域再生、防災意識の向上、そしてアートを通じた新しいコミュニティ形成を目指す、持続可能な取り組みです。

NFT販売による収益は、今後の壁画制作や美術館運営に充てられます。NFTホルダーは、単なる購入者ではなく、プロジェクトを共に育むパートナーとして、雄勝町の未来を担う重要な役割を担うことになります。

雄勝町を訪れ、この壮大な壁画を自身の目で確かめ、NFTを通じて復興支援に参加してみてはいかがでしょうか。雄勝町の自然の美しさ、そして人々の温かさ、そしてアートの力に触れる感動的な体験が待っています。

アクセス情報



所在地:宮城県石巻市雄勝町上雄勝2丁目22
アクセス:JR仙台駅から車で1時間15分 / JR仙石線石巻駅から車で40分

関連情報



海岸線の美術館公式ウェブサイト: https://kaigansennobijutsukan.com
Instagram:https://www.instagram.com/seawallmuseum_ogatsu/
Facebook:https://m.facebook.com/seawallclub/
Youtube:https://www.youtube.com/@seawallmuseumogatsu2434/featured

会社情報

会社名
一般社団法人SEAWALL CLUB
住所
宮城県石巻市雄勝町下雄勝2丁目5番
電話番号
090-5419-6783

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