電子基板の極小都市
2026-03-18 11:22:08

「極小都市」の姿を表現!電産が魅せる電子基板アートの新たな形

株式会社電産が、先日開催された「IDM AWARD 2025」において、電子基板をテーマにした展示作品が優秀賞を受賞した。このアワードは、建築やインテリアデザインを中心に、日本の素材や技術の魅力を再発見することを目的としたものであり、展示会「JAPAN SHOP 2025」内での審査が行われた。
今回評価されたのは「基板要素をインテリア空間にインストールする試み」と題したプロジェクトで、電子基板の複雑な多層構造を新たなデザイン価値として再解釈し、インテリアデザインに活かす試みだ。電子基板は12層から成り立ち、各層には精緻な回路パターンが詰め込まれており、その構造はまるで都市を構成するインフラのような特性を持つ。
株式会社電産は、この「極小都市」とも言える概念を元に、基板の層構造を空間デザインとして展開し、技術とデザインの新たな融合の形を創出した。このプロジェクトは、設計図や回路パターンといった設計資産を通じて、新しいデザイン価値を持つ空間表現を生み出すことを試みている。
展示の空間設計は、空間演出の専門家であるSUPER PENGUINの竹村尚久氏が手がけた。彼は、技術思想を体験できる空間へと翻訳する独自のデザインアプローチを用いて、電子基板内部の構造を人々が体感できるように仕立て上げた。その視覚的演出は、来場者を引きつけ、非常に高い評価を得た。
さらに、この装置の背後には、空間設計を通じた「デザインアップサイクル」という新しい試みが存在している。設計資産を再解釈し、産業技術を文化的価値へと転換することを目指すこのアプローチは、今後の建築やインテリア分野との連携においても重要な役割を果たすことが期待されている。
展示ブースに訪れた建築家やデザイナーたちは、「この極小都市をどのようにリアルな空間に再現できるのか」という問いを考えさせられるインスピレーションを受けた。この評価は、単なるプロダクト紹介に留まらず、次なるデザインの潮流を切り開くものである。
株式会社電産はこれからも、技術資産を活用し、空間マテリアルとしての展開を探っていく意向を示している。技術とデザインの融合による新しい価値創造が、未来のインテリアデザインにおいてどのように進化していくのか、目が離せない。
今後の動きに、ぜひ注目してほしい。
[企業サイト]
株式会社電産 — https://www.densan.co.jp/
SUPER PENGUIN株式会社 — https://www.superpenguin.jp/
写真提供:根津佐和子(Instagram: https://www.instagram.com/lilgraph/)



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会社情報

会社名
株式会社電産
住所
東京都杉並区上高井戸1-25-16
電話番号
03-3329-3871

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